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■美しい神社1つ目:牛嶋神社(東京都・墨田区)
■美しい神社2つ目:京浜伏見稲荷神社(神奈川県・川崎市)
今年もあと数日で終わってしまう。忙しい年末の行事を終えると、すぐに初詣がやってくる。皆さんは初詣に行く神社はもう決まっているだろうか?
今回はこれから訪れる初詣のために、関東の意外と知らない美しい神社を3つ紹介しよう。神社好きな人はいくつ知っているのか確かめてみよう。神社にあまり詳しくない方は、来年の初詣にぜひ検討してみてほしい。
■美しい神社1つ目:牛嶋神社(東京都・墨田区)

「牛嶋神社」は東京都墨田区にある神社だ。都営浅草線の「本所吾妻橋駅」から徒歩3分の場所に位置する。
牛嶋神社は少し珍しい神社で、通常は狛犬が座っている場所に「狛牛」が陣取っている。また、「三ツ鳥居(三輪鳥居)」と言われる少し変わった鳥居が特徴的だ。この三ツ鳥居は、大きな鳥居の両脇に小さな鳥居がくっついており、全国的に珍しいカタチをしている。
さらに、自分の身体の悪い箇所と同じ部分を撫でることで、その場所の病気や怪我が治るとされている「撫で牛」が有名である。良くなるのは身体だけでなく、心も良くなるそうだ。
そのほか、総檜権現造の社殿や社殿内陣を見て楽しむことができる。昇殿参拝の際は神社の人に声をかけてからお参りしよう。
なお、牛嶋神社はスカイツリーの近くに位置しているため、初詣をしてそのままホテルに泊まり、そのあとスカイツリーの展望台や水族館の観光を楽しむことも可能だ。
■美しい神社2つ目:京浜伏見稲荷神社(神奈川県・川崎市)
「京浜伏見稲荷神社」は神奈川県川崎市中原区にある神社だ。最寄り駅は「新丸子駅」と「武蔵小杉駅」が主であり、「新丸子駅」からだと徒歩2分でたどり着ける。
京浜伏見稲荷神社の境内はそこまで広くないのだが、大きめの建造物がいくつも設置されている。また、入り口には大きな朱色の大鳥居が設置されており、その両脇には高さ4.5mもある巨大な神狐像の姿が見られる。
また、京浜伏見稲荷神社の大きな特徴としては、神社の至るところに神使の神狐像が置かれていることだ。さらに個性的なのが、境内に設置されている多くの朱色鳥居である。いくつもの朱色鳥居が並んでいるその場所はとても神秘的だ。
なお、境内に置かれた神狐像は煩悩の数だけ存在するとされる。つまり、108体もの神狐像が置かれているため、1つずつ数えて回るのも面白いかもしれない。
とはいえ、一般の参拝者が立ち入れない場所にも神狐像は置かれていることから、神狐像をすべて確認することは基本的にできない。