タイ国政府観光庁(TAT)によるとタイでは12月16日より、新型コロナウイルス感染症拡大防止のための規制を緩和することが分かりました。

目次

規制をさらに緩和
ワクチンの完全接種は必須
国内ゾーン分けの変更及び規制措置

規制をさらに緩和

12月15日タイ王国政府官報に掲載された記事では、全国での新型コロナウイルス感染症による規制をさらに緩和するなどの発表が掲載されており、12月16日より適用されるとのことです。

また、新年のカウントダウンに関わるイベントを許可、タイ入国旅行者のルールをさらに緩和する最新発表を公開しました。

新年のカウントダウンフェスティバルは、ワクチン接種の義務付け、マスク着用やアルコール消毒などの普遍的予防、抗原検査などを含む規定のガイドラインの下で行われることが許可される予定です。

ワクチンの完全接種は必須

規制が緩和されたとはいえ、すべてのイベントは全員がワクチン接種を完了させていることを確認しなければなりません。

また参加者が1,000人以上のイベントは、イベントの72時間前に全員が抗原検査で陰性であることを確認する必要があります。

全国の風通しの良いオープンエアーのレストランでは、2022年1月1日01:00までの新年カウントダウン期間中、お客様にアルコール飲料を提供することが許可される予定です。

国内ゾーン分けの変更及び規制措置

12月15日、タイ政府の新型コロナ対策本部(CCSA)は、国内各都県における感染状況の変化に応じ、国内のゾーン分けの変更を決定・発表しました(12月16日以降適用)。 新たなゾーン分けは以下のとおりです。

  • 最高度厳格管理地域(ダークレッド・ゾーン):対象都県なし
  • 最高度管理地域(レッド・ゾーン):対象都県なし
  • 管理地域(オレンジ・ゾーン):39県
  • 高度監視地域(イエロー・ゾーン):30県
  • 監視地域(グリーン・ゾーン):対象都県なし
  • 観光開国パイロット地域(ブルー・ゾーン):バンコク都を含む26都県

各ゾーンに適用される規制措置については、在タイ日本国大使館から確認できます。

文・訪日ラボ編集部/提供元・訪日ラボ

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