「ビームス(BEAMS)」は、海外子会社の碧慕絲股份有限公司(BEAMS TAIWAN Co.,Ltd.)が、台湾の台中エリアで初の常設店となる「ビームス新光三越中港」と「ビームス アウトレット 台中港」をそれぞれ12月11日と16日にオープンしたと発表した。「ビームス アウトレット 台中港」は、期間限定店舗だったものを施設内移転し、従来の約2倍の面積を持つ常設店舗に昇格させた。これにより、台湾国内で営業する「ビームス」店舗数は計5店舗となった。
「ビームス」は、2013年から台湾に進出しており、2017年には海外子会社の碧慕絲股份有限公司を設立し、台北エリアで「ビームス 台北」「ビームス 微風南山アトレ」「ビームス アウトレット 林口」の3店舗を運営してきた。台中エリアは、台湾第2の都市ということもあり、2020年の「ビームス アウトレット 台中港」の期間限定出店などを通じてマーケットリサーチを続けてきた。
新しくオープンした2店舗は、ともにイベントスペースが設けられた体験型の店舗であるのが最大の特徴だ。「ビームス新光三越中港」は、台中の中心地にある「新光三越台中中港店」の3階にオープン。「ビームス」業態のカジュアルレーベルを扱い、メンズとウィメンズのオリジナル品やセレクト品、雑貨類などを揃えている。また店内にはイベントスペースが設けられ、公開インスタライブや店内ポップアップショップ、コラボレーションの発表スペースといった利用が想定されている。「ビームス アウトレット 台中港」は、商業施設「三井アウトレットパーク台中港」内での移転を経て、常設店舗としてオープン。人の行き交うラウンジが内装コンセプトで、家族連れの多い店舗特性を活かしたワークショップを実施できるスペースなどが設けられている。


文・松井香里/提供元・SEVENTIE TWO
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