英語コーチングを利用しようと調べてみると3ヶ月で40万~50万円かかるスクールもあり、そう簡単に契約を決められるような額ではない。そこで気になるのは、英語コーチングは英語力アップに効果があるのか、その額を出すだけの価値があるのかというところ。
本記事では英語コーチングの「効果あり」と「効果なし」について解説。さらに、本記事で紹介している英語コーチングの効果的な活用術を参考にして取り組めば、効果を実感できるはずだ。
目次
英語コーチングって効果あるの?
英語コーチングは効果がないと感じる3つの理由
1.目標が定まっていない
2.学習時間の確保ができていない
3.コーチの助言を聞き入れない
効果がある人の英語コーチングの活用術
1.課題を確実にこなす
2.サービスを使い倒す
3.無料カウンセリングで複数のスクールを比較する](#9)
英語コーチングはこんな人におすすめ
英語コーチングって効果あるの?

英語コーチングは専属のコーチによる徹底サポートで英語力を伸ばすサービス。受講生は自身の目標に合わせて作成された個別カリキュラムを元に学習を進めていくことになり、あらかじめ用意されたカリキュラム内でレッスンを受講する英会話教室やオンライン英会話スクールの学習法とは大きく異なる。
英語コーチングの口コミを調べてみると、「目標になかなか届かない」という声がある一方で、「スコアが上がった」というような効果を実感する声も。
どんな勉強にも言えることだが、学習効果のありorなしは本人の取り組み方によって変わってくる。特に自主学習がメインとなる英語コーチングでは、どのように取り組むかが大きな要因となるだろう。
そこで、効果がないと感じる理由と効果を実感できている人の活用の仕方を以下で解説。それぞれを比べて自分が英語学習をする際に英語コーチングを利用すべきか、検討してほしい。
英語コーチングは効果がないと感じる3つの理由
1.目標が定まっていない

英語コーチングでは、最初のカウンセリングでレベルチェックと目標のヒアリングを行う。受講生のレベルや目標に合わせて個別カリキュラムを組むためだ。
目標はそれぞれの英語を学ぶ目的に合わせて設定されるのだが、その「目的」が漠然としていると正しい目標を設定できない。
「英会話ができるようになりたい」「仕事で困らないくらいの英語力をつけたい」といった目的が悪いわけではない。しかし、目標を達成したあとに「どんな自分になりたいか」「どんな人生にしていきたいか」といったビジョンを明確に持たないと、具体的な目標がたてられないのだ。そうすると自分が何のために英語を勉強しているのか見失ってしまい、モチベーションが下がってしまうこともある。
また、意欲はあっても目標を高く設定しすぎるのも挫折のもと。自分のレベルとかけ離れた目標をたてても達成感が得にくいので、明確な目的と正しい目標設定が重要である。
2.学習時間の確保ができていない

英会話教室やオンライン英会話とは異なり、英語コーチングでは自主学習がメイン。毎日1~3時間ほどで取り組む課題が出されるため、学習時間の確保が重要になる。
日々忙しくて勉強する余裕がないという人は、英語コーチングを始めたところで課題を溜め込みがちになりカリキュラムを消化できず、効果も得られにくいだろう。
英語コーチングでは、忙しい社会人でも英語学習を続けられるように、カウンセリングなどで学習時間の捻出の仕方やスキマ時間の活用法を教えてくれる。しかし、それを実行できるか否かは、本人のやる気次第。遊びの誘いや甘えの心を断ち切って英語学習を第一に考えられるのか、自分に問いかけてみることも必要だ。
3.コーチの助言を聞き入れない

専属コーチは、月2〜4回程度の定期的な面談に加え、アプリやチャットツールで日々の学習の進捗を徹底管理。課題が進んでいない場合や勉強に行き詰まってしまった場合には、モチベーションを向上させるための声掛けやスケジュールの組み直し、課題の取り組み方のアドバイスなど、手厚くサポートしてくれる。
英語コーチングは、トレーニングや英会話レッスン以外は、自分で勉強を進める自学自習。毎日取り組んだ課題を報告することでコーチが進み具合を把握できるのだが、進捗報告を偽ることもできてしまう。
適当に課題をこなして報告だけするという人や、アドバイスを聞き入れずに自分のやり方で進めてしまう人は、英語コーチングでは効果を実感しにくいだろう。