
明治安田生命J1リーグのFC東京は、EFLリーグ1(イングランド3部相当)のイプスウィッチ・タウンに所属するインドネシア代表DFエルカン・バゴット(19)の獲得に動く可能性があるようだ。8日、『topskor』など複数のインドネシアメディアが報じている。
身長194cmで左利きのバゴットは、センターバックを本職としており、インドネシアとイギリスの二重国籍を有している。また、同選手はイプスウィッチ・タウンのユース出身であり、現在はU23チームに所属。昨季につづき今季もここまでリーグ戦ではピッチに立っていない。
ただ、バゴットは19歳ながらも身体能力の高さを評価されると、先月の代表ウィークでインドネシアのA代表に初招集。先月16日開催の国際親善試合・アフガニスタン戦でデビューを飾る。そして、今月開幕のスズキカップ(東南アジアサッカー選手権)でも招集されると、グループリーグ最終節・マレーシア戦で初先発を果たしてゴールをマーク。吉田達磨前監督率いるシンガポール代表との準決勝でも、1stレグと2ndレグともにピッチに立ち、チームを決勝進出に導いていた。
そんなバゴットはイプスウィッチ・タウンとの契約を2023年6月まで残しているが、インドネシア国内の複数クラブがすでに争奪戦を繰り広げている模様。その中、FC東京も同選手の獲得に興味を示しているという。ただ、現時点では正式なオファーの有無や選手サイドへのコンタクトについては報じられていない。
恵まれた体格を持ち、将来性豊かなバゴット。スズキカップの舞台で好パフォーマンスを発揮し、インドネシア国内外から注目を浴びる中、果たしてFC東京の幹部は同選手の獲得にむけて水面下で動いているのだろうか。
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