日本を代表するバッグブランドとして有名なのは、オン・オフとも幅広いモデルを展開するポーター。ランドセルを始め手帳や財布でも知名度のある土屋鞄。あるいは、皇室御用達の濱野皮革工藝など。
そんななか、新たな日本のスタンダードとなるバッグ作りを目指して活動を続けているのが、今回ご紹介するmaster-piece(マスターピース)。海外でも高い評価を受けるその魅力に迫ります。
目次
マスターピースとはどんなブランド?
マスターピースのバッグの特徴
マスターピースとはどんなブランド?
マスターピースの概要
マスターピースは、鞄の企画から製造、卸販売、小売りまでを行う、大阪のMSPC株式会社が展開するバッグブランド。2000年代には、バッグの専門職人を集めた自社工場「BASE OSAKA(ベース オオサカ)」を始動させ、日本を代表する新たなバッグブランドになるべく精力的な活動を続けています。
生み出されるバッグは、デイリーユースに似合う素直なデザインにファッション性も融合した品々。メイド・イン・ジャパンのものづくりもプッシュしたこだわりのバッグたちは、各方面から高い評価を得ています。
マスターピースの歴史
1994年、MSPC株式会社のバッグブランドとして「master-piece(マスターピース)」をスタート。
2008年、ブランド創立の14年目に自社工場 「BASE OSAKA」を設立。
以後、メイド・イン・ジャパンのクオリティを武器に、あまたのブランドやセレクトショップとコラボバッグを発表しています。
現在、大阪、京都、東京、神奈川、名古屋、広島、福岡といった日本の主要都市にショップを展開するほか、台湾に5店舗を構えています。
マスターピースのアイテムラインアップ
バッグ
バッグ類は、バックパック、3WAY、2WAY、ショルダーバッグ、ボストンバッグ、トートバッグ、メッセンジャーバッグ、スリングバッグ、ウエストバッグ、サコッシュ、クラッチバッグ、ポーチ、ビジネスバッグ、キャリーといった、ありとあらゆるバッグ類が網羅されています。
財布
財布は、定番のPLAINシリーズのほか、エコロジーを意識したFLAT GOODSシリーズ、ひねりの効いたデザインのLuminousシリーズ、強いシボ感が魅力のDEATERなどを展開しています。
マスターピースのバッグの特徴
日本のものづくりの衰退が叫ばれて久しいなか、バッグ作りの技術の保存と継承、若手の育成なども含めた「職人と工場の問題」にも力を入れてきたマスターピース。
自社工場「BASE OSAKA」の設立からもよく分かるように、作り手やアイテムの背景までも見えるようなメイド・イン・ジャパンのアイテムは、単に「日本製のバッグ」という範疇を超えた重みを持っています。