広島、中東クラブとの争奪戦敗れる…ノルウェー代表FWの獲得失敗!
(画像=サンフレッチェ広島 写真提供:Getty Images、『Football Tribe Japan』より 引用)

 明治安田生命J1リーグのサンフレッチェ広島は、エリテセリエン(ノルウェー1部)のリールストロムSKでプレーしていたノルウェー代表FWトーマス・レーン・オルセン(30)の獲得を逃したようだ。27日、アメリカメディア『ユーロスポーツ』のノルウェー版が伝えている。

 身長187cmのオルセンは、ノルウェー国内の複数クラブをへて、2018年2月にリールストロムSKへ加入。移籍1年目の2018シーズンにリーグ戦30試合中29試合で先発出場して12ゴールをマークしている。また、昨季はキャプテンとして、1年での1部復帰に貢献。そして今季はここまでリーグ戦30試合中29試合でスタメンに抜てきされ、26ゴールをマークしている。

 そんなオルセンは、リールストロムSKとの現行契約が来年12月に満了を迎える。その中、サンフレッチェ広島とKリーグ1(韓国1部)の蔚山現代が移籍金400万ノルウェー・クローネ(約5100万円)によるオファーを提示したものの、リールストロムSKが却下したと、ノルウェーメディア『Nettavisen』が今月10日に報道。サンフレッチェ広島はノルウェー1部リーグ終了後に再オファーをするものとみられていた。

 しかし、UAEのアル・アハリがリールストロムSKと「移籍金450万ノルウェー・クローネ(約5800万円)を支払ってオルセンを獲得する」という条件で合意に達したと、ノルウェーメディア『VG』が23日に報道。そして、『ユーロスポーツ』はオルセン本人が27日にアル・アハリのメディカルチェックを通過し、ドバイに滞在していると伝えており、アル・アハリ加入発表が秒読み段階となっている。

 ノルウェー国内の大物ストライカー獲得を逃したサンフレッチェ広島は、今後代替候補の確保を急ぐことになりそうだ。

提供元・Football Tribe Japan

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