
明治安田生命J2リーグのファジアーノ岡山は28日、京都サンガを退団したオランダ人DFヨルディ・バイス(32)の獲得を発表した。
同選手は2007年にエールディビジ(オランダ1部)の名門・フェイエノールトでトップチームに昇格。デ・フラーフスハップ、NACブレダやヘーレンフェーン、Aリーグ(オーストラリア1部)のシドニーFCなどをへて、2018年夏にV・ファーレン長崎へ加入。2019シーズンは徳島ヴォルティスに在籍すると、昨年に京都サンガへ完全移籍していた。
その京都サンガでは昨季、J2リーグで39試合に出場するなど守備陣の中心選手としてチームを支えると、曺貴裁新体制のもとで迎えた今季は開幕節から第40節・ファジアーノ岡山戦までの全試合でフル出場。クラブのJ1昇格に大きく貢献したが、契約満了により退団することが決まっていた。
ヨルディ・バイスは京都サンガ退団発表の翌日に「日本でプレイする私の旅路はまだ続くものと願っています」とSNSに投稿。以前、オランダメディアのインタビューで母国復帰への思いを語っていたことから、Jリーグファンの間で驚きの声が上がっていたが、新天地はファジアーノ岡山に決まっている。
そんなヨルディ・バイスはファジアーノ岡山加入について「ファジアーノ岡山で日本でのキャリアを続けられることを嬉しく思います。チームメイトとファンと一緒に戦うことを楽しみにしています」とクラブ公式サイトを通じてコメントを残している。
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