
明治安田生命J2リーグのヴァンフォーレ甲府は、カンピオナート・ブラジレイロ・セリエC(ブラジル3部相当)のフィゲイレンセFCに所属するブラジル人FWブルーノ・パライバ(27)の獲得に乗り出しているようだ。
パライバはオエステFCやADコンフィアンサ、GEブラジウとブラジル国内3クラブをへて、今年5月末にGEブラジウからフィゲイレンセFCへ移籍。今季はリーグ戦全18試合中14試合で先発出場し、5ゴール2アシストをマークしている。また、ブラジルメディア『グローボ』の報道によると、同選手はフィゲイレンセFCとの現行契約を来年12月まで残している。
その中、『グローボ』はとあるJリーグクラブとUAEの1クラブが、フィゲイレンセFCに対してパライバ獲得のオファーを提示したと伝えており、同選手の去就が不透明となっている模様。また、日本国内の一部メディアはヴァンフォーレ甲府が同選手の獲得を確実にしたと伝えている。
しかし、フィゲイレンセFCは現時点でいずれのクラブとも取引を成立させていないと『グローボ』は主張。日本国内メディアの報道とは異なる見解を示している。
なお、ヴァンフォーレ甲府やUAEのクラブによる提示額については、ブラジル国内で報じられていない。ヴァンフォーレ甲府は今月25日、ブラジル人FWウィリアン・リラ(28)との契約更新を発表しているが、さらなる前線強化にむけて、ブラジル人ストライカーの確保を急いでいるようだ。
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