お正月の初詣は、人気の神社がどこも参拝客で混雑しています。中でもご利益やアクセスのよさ、アニメの聖地にもなり人気が高いのが神田明神です。そこで2022年の初詣に神田明神へ行ってみたいと思っている方に、参拝時間の混雑状況や人出、人気のお守りをご紹介しましょう。
神田明神の初詣

神田明神の初詣の参拝者数は例年30万人にのぼります。参拝客は近隣住民や商売を行っている人だけでなく、上野や秋葉原の家電店、百貨店やアニメショップの初売り客と多様です。さらに初詣には、年末の国際展示場イベント参加者50万人のうち、国内外から訪れる観光客も参拝します。
江戸総鎮守様で商売繁盛、縁結びにご利益のある、東京でも人気のパワースポットです。秋葉原やお茶の水とアクセスもよく周囲にはお正月から営業しているお店も多数、初詣に訪れやすい神社になります。(こちらの情報は2021年10月現在のものです。)
神田明神への初詣

神田明神はいつでも混雑しているわけではありません。しかし初詣の三が日はもちろん、松の内と呼ばれる15日くらいまでは土日以外も混雑し待ち時間も30分を超えています。
明治神宮と比較すれば初詣の参拝客は少ないものの、神田明神は参道が短く狭いことから、初詣は混雑というより密感が高いです。狭い敷地でも東京都内の初詣客数がベスト5に入る神田明神。1日に人出を避けて初詣に行きたい方は、早朝時間をおすすめします。
神田明神の初詣の人出と混雑

お正月の初詣の参拝客数が毎年30万人を超える神田明神になります。お正月三が日の中でも最も人出が予測されるのは、御祈祷やお守りの授与がある、年越時間と1日昼前後から夕方にかけてでしょう。
神田明神は長く続く参道はありません。お正月以外は裏参道や宮本公園側から入ることもできますが、お正月は鳥居から随神門、本殿まで人が並びます。200mの距離に万を超える人出が並び、待ち時間を感じるかもしれません。
神田明神参拝までの待ち時間
年越しやお正月1日はどんな神社に行っても参拝時間に待ち時間があります。中でも初詣客10万人を超える神社は、参拝時間によって30分から1時間の待ち時間は当たり前になるようです。
神田明神も同じで松の内は平日でも30分前後、三が日は1時間かかることも珍しくありません。年越し時間は国際展示場から流れる参拝客もいるため、30分以上の待ち時間になります。待ち時間をさけたい方は早朝に初詣の参拝をしましょう。
神田明神の御祈祷・お守り授与時間

年越しで神田明神の初詣に行きたい方のために、1日は午前0時から22時まで御札やお守りをいただくことができます。しかし、御祈祷の時間は、1日は午前0時から4時、7時から19時、2日と3日は午前8時から19時です。
参拝だけでいいという方は、早朝5時から6時にかけての時間は比較的空いている可能性が高いでしょう。屋台が開いていないかもしれませんが、周辺には24時間営業のお店もあるので安心してください。
神田明神初詣の屋台
神田明神の随神門の外はビル街になるため、広い参道がありません。そのため神田明神に沿って東西に延びる道と中山道に続く参道沿いに屋台が並びます。決して広いわけではないため、ほかの神社と比較すると屋台が少ないと感じるかもしれません。
しかし鳥居内側にある文化交流館ではグッズやお土産を購入することができます。屋台ではありませんが、駅から神田明神までの道中にコンビニもありますので、こちらもご利用ください。
2022年の神田明神に並ぶ屋台

屋台といえば焼きそばにお好み焼き、りんご飴といったものが多くありましたが、2019年から2021年にかけて縁日やお祭りの中止が相次いでいます。そのため屋台の状態も変わってくるのではないでしょうか。
以前より少ない可能性もありますが、新しい屋台の形としてキッチンカーが増えています。以前の屋台以外にキッチンカータイプの屋台が並ぶことも予想されることでしょう。ぜひ神田明神の新しい屋台をお楽しみください。
商売繁盛の初詣は予約がおすすめ

神田明神は商売繁盛の神様ということもあり、お正月から1月いっぱい会社の参拝予約を受けています。中でも三が日より仕事始めの4、5日は毎年周辺企業の人で大変混みあうようです。
一般の参拝客は7日までは常に混雑し、特に昼前後は参道の外まで行列が作られています。自営の人や会社を経営している方は、11月いっぱい公式サイトで参拝の予約を受けています。ご利用いただくと、待ち時間なく参拝することができるでしょう。
神田明神の初詣は昨年より多い予想
2022年の神田明神は年越しも混雑

2022年のお正月は昨年より参拝客が増えることが予想されます。一番の理由は、昨年中止のイベントが2021年暮れ開催が予定されていることです。毎年3日間50万人が集まる東京ビックサイトのイベントが2021年暮れ2年ぶりに開催します。
2021年末は多くの来場者が予想されるからです。イベント終了後、地元に帰らずそのままお正月を東京で年越し、神田明神に初詣、周辺で福袋の買い物という方も多くいるでしょう。
アニメファンの初詣は分かれる予想

神田明神は商売繁盛の神社として以前から人気でしたが、2011年にテレビアニメ「ラブライブ!」の舞台となってから、さらに聖地として、ファンが大勢押し寄せるようになりました。
しかし2021年「ラブライブ!スーパースター」の舞台が原宿の「穏田神社」ということもあり、ファンの参拝はそちらに流れることも予想されます。とはいえ秋葉原に近い神社のため、初詣時期の混雑はいつもより多いと予想できるでしょう。