男性のファッションコーディネートは論理と戦略で選んでいきましょう。

大事な商談からカジュアルな場面まで、どのようにコーディネートをしていけば良いのか、アイテム別、シーン別、色別でご紹介します。

今回は自分が着たいものではなく、相手からどう見られるかを考えて服装を選んでいきましょう。

ビジネスアイテムの基本

スーツ

明日から実践!オフィスファッション、ビジネスで使えるコーディネート術(接待・外回りも)
(画像=pinterest.com/pin/276901077063049021/、『KASHI KARI』より引用)

2016年再流行の3つボタンスーツ。3つボタンスーツは基本中の基本。2015年までは2つボタンが流行していましたが、2016年はスタンダードスタイルになりました。胸の開きが狭いので、ネクタイやシャツに立体感を持たせ、誠実な印象を持たせやすくなっています。

ネイビー・グレー・エンジを持っていればネクタイやシャツの色に合わせて使い分けもできます。
柄は、ストライプが主流ですが、若手のイメージがつきます。最近は就活に黒いスーツを着るように、ビジネスの場でも主流になってきました。ストライプなどが入ってビジネス向きのスーツもたまにはいいかもしれません。

ワイシャツ

明日から実践!オフィスファッション、ビジネスで使えるコーディネート術(接待・外回りも)
(画像=pinterest.com/pin/317926054925669686/。『KASHI KARI』より引用)

清潔感を出すためビジネスでは白とサックスブルーが定番。ラフな会社ならうすいピンクもおしゃれですね。襟はレギュラーカラーとワイドスプレッドがおすすめ。レギュラーカラーは流行によって形が変わるので気にせず買うことができます。ワイドスプレッドは、首回りがすっきりして見え、レギュラー同様扱いやすいデザインです。

カジュアルシーン向けのボタンダウンカラーはノーネクタイの時にオススメ。シャツの襟にボタン留めがあることでポロ競技用に作られたのですが、普段使いにもいいですね。

ネクタイ

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(画像=pinterest.com/pin/468022586258081012/、『KASHI KARI』より引用)

柄が大きいほどカジュアルな印象になります。ひし形などの小さい模様が規則正しく配置された小紋は、落ち着いたイメージを与えるので商談やあいさつ向き。玉模様のドット柄は、ドットが小さいものほどエレガントでフォーマルな印象をもたせます。

シーンにあったコーディネート

外回りに適した服装

明日から実践!オフィスファッション、ビジネスで使えるコーディネート術(接待・外回りも)
(画像=『KASHI KARI』より引用)

外回りに適した服装は「ダークグレーのストライプスーツ」+「白のレギュラーカラーのワイシャツ」+「無地や柄が密に入ったネクタイ」+「黒い靴下」+「底がゴム製の革靴」になります。スーツのストライブ柄はカジュアルにならない程度にさりげないものを、ワイシャツはしっかりアイロンを掛け、パリっとしたものを着ると気分も張ってきます。外回りなので、靴底はゴム靴などのフレキシブルなものが良いでしょう。靴下は黒が無難ですが、靴の色を合わせてブラウンにしてもOKです。その他の色は裾からチラッと見えた時に目立ちすぎるので、よっぽどのことがない限り履かないほうが良いでしょう。

接待に適した服装

明日から実践!オフィスファッション、ビジネスで使えるコーディネート術(接待・外回りも)
(画像=『KASHI KARI』より引用)

接待時に適した服装は、「ネイビーの無地のスーツ」+「ピンストライプのブルーのワイシャツ」+「無地か柄が密に入ったネクタイ」+「清潔な靴下」+「革靴」になります。上司を交えた接待時には、より先方に失礼を感じさせず信頼感を持たせられるかを考えることが重要です。信頼を得る色として、誠実さ・爽やかさ・清潔感を出す、濃い青色がオススメです。人の視線が集まる位置に青があることがポイントなので、ネイビーのスーツはもってこいです。外回りの服装と同じようにささやかなストライプ柄があっても良いです。

また、靴下はもしかしたら座敷などで脱ぐことを考え臭いや、破れがないかチェックしましょう。