ネクタイや襟の形には気を配るけど、袖のタイプまで気にかける方はそういないかもしれません。しかし、だからこそ他の人たちと差を付けるおしゃれポイントでもあるのです。カフスボタンの付け方は非常に簡単ながら、常用している方は少ないでしょう。カフスボタンは意外に出番の多いアイテムです。結婚式の2次会やパーティーにはもちろん、お仕事用には控えめなデザインをチョイスして、おしゃれを楽しんでみてはいかがですか?今回はカフスボタンの正しい付け方と、カフスボタンを付けるのに適切な袖のタイプをご紹介します。
●カフスボタンとは
カフスボタンはもともと、1600年代にフランスの上流階級の人々が身に着けるおしゃれアイテムとして登場しました。当時はひとつひとつ手作業で、金や銀、石といった材質で作られていました。その後1700年代後半にイギリスで産業革命が起き、機械で大量に生産できるようになりました。こうして、カフスボタンは一般階級の人々も手にできるようになります。
ちなみに「カフスボタン」という言い方ですが、これは日本特有の表現です。海外では袖(カフス)を合わせる(リンクス)ものという意味で、「カフリンクス(cuff links)」と言うので覚えておくと良いかもしれません。
●カフスボタンの付け方は簡単!
カフスボタンになじみが無い方にとっては、どう付ければ良いか悩むもの。しかし実はカフスボタンの付け方はとっても簡単なんです。たったの3ステップなので、すぐに覚えられますね!
- 袖口のボタンホールの裏側と裏側を合わせる。
- カフスボタンを表から通す。
- 留め具でカフスボタンをとめる。
カフスボタンを袖口の表裏で、ボタンをとめるときと同じようにとめてしまう人をまれに見受けますが、この方法はNGなのでくれぐれも真似しないように気を付けましょう!