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日本映画、そしてドラマを支えた縁の下の力持ち
夕暮れの上津屋橋を撮影
まとめ
日本映画、そしてドラマを支えた縁の下の力持ち

現地へ到着してまず驚かされるのは、その存在感でしょう。
茶畑に囲まれた河川敷と、その先にでんと架かる木造の巨大な橋のでんとした佇まい。

そこから少し先を通る「第二京阪道路」の現代的テクノロジー溢れる見た目と比べると、その異質さを実感できます。

それが観光客には大人気。この日は7月、かげろうがゆらぐほどの猛暑であったにも関わらず、多数の観光客がこの地を訪れていました。見ても分かる通り、この橋には欄干がありません。あまり端っこを歩きすぎて落ちてしまわないよう気を付けましょう。ペットや子どもと渡る場合、特に注意しておかなければなりません。

橋を渡った先は、久世郡久御山町。
この地域にある浜台の茶畑では高級茶である「磯茶」が生産されており、「日本茶のふるさと」として「日本茶800年の歴史散歩~京都・山城」にも選ばれています。

上津屋橋は映像の世界においても昔から愛され続けています。
「暴れん坊将軍」や「水戸黄門」「必殺シリーズ」などのテレビ時代劇。そして、「小早川家の秋」「座頭市」などの日本映画にてしばしばロケ地として使われてきた歴史があります。
現地を訪れたことがないという方も、何かしらの形で一度は見たことがあるかもしれませんね。

川の水位は時期によって差があり、この日はほとんど水がありませんでした。暑さでカラッカラです。真夏の枯れた川を見ていると、いっそう暑さを実感させられてしまいます。
しかしその分、橋の下に降りて撮影を行うといったこともできました。

夕暮れの上津屋橋を撮影

日中でもその姿が美しい上津屋橋ですが、夕暮れになるとさらに見応えのあるものになります。

強烈な夕陽によって生み出される逆光の景色はまさに現実の中の非現実。エモーショナルな「作品」としての風景写真を撮影したい人にもおすすめできるスポットです。
まとめ
京都八幡にある上津屋橋(流れ橋)は、時代劇の雰囲気を体感できる個性的な観光スポットです。
特に、黄昏時の絶景は一見の価値あり!のんびりしたなつかしい雰囲気を楽しみましょう。
同日写真とともに撮影したものです。ノスタルジックな雰囲気をお楽しみください。
文・写真・緑一郎/提供元・たびこふれ
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