徳島カカ残留の舞台裏明らかに!ブラジル1部からオファーも…
(画像=徳島ヴォルティスのサポーター 写真提供: Gettyimages、『Football Tribe Japan』より 引用)

 徳島ヴォルティスは25日午後、ブラジル人DFカカ(22)との来季契約合意を公式発表している。その中、ブラジルメディア『BOLA VIP』のジャーナリストが25日、カカを巡るクラブ間交渉の詳細を伝えた。

 同選手は今年2月にカンピオナート・ブラジレイロ・セリエB(ブラジル2部)のクルゼイロから徳島ヴォルティスへ完全移籍。5月1日開催のJ1リーグ第12節・サガン鳥栖戦でデビューすると、翌週の第13節・北海道コンサドーレ札幌戦以降はリーグ戦でほぼ全試合フル出場していたが、クラブは今月4日開催の最終節・サンフレッチェ広島での黒星によりJ2降格が決まっていた。

 そんなカカの去就を巡っては、カンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のサンパウロがレンタルでの獲得にむけて選手サイドとの交渉を開始したと、今月15日にブラジルメディア『terra』が報道。サンパウロがカカ獲得に乗り出している背景として、同選手がクルゼイロ在籍時にロジェリオ・セニ元監督のもとで出場機会を増やしており、そのセニ氏が現在サンパウロを率いていることを挙げていた。

 そして今月22日には、選手サイドとクラブ幹部による交渉が順調に進んでいると伝えられていた。しかし、『BOLA VIP』のジャーナリストが伝えたところによると、サンパウロは徳島ヴォルティスに対してレンタルでの獲得オファーを提示。しかし、徳島ヴォルティスが同選手の年俸と同額の200万ドル(約2億3000万円)を求めたこともあり、却下されたとのこと。サンパウロは代替候補の獲得に向かうという。

 なお、カカと徳島ヴォルティスの契約内容については、総額200万ドルの4年契約とブラジルメディアが伝えていたほか、徳島ヴォルティスはクルゼイロに対して移籍金として1070万レアル(約2億2000万円)を支払っている。

提供元・Football Tribe Japan

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