
レアル・マドリードが、ウルバーハンプトン・ワンダラーズに所属するU-21フランス代表DFラヤン・アイト=ヌーリ(20)の獲得に興味を示しているようだ。スペイン『Fichajes』が伝えた。
2007年冬に加入以降、公式戦通算533試合の出場で38ゴール101アシストの成績を誇るブラジル代表DFマルセロが来夏に契約満了でクラブを離れるとの見方が強まっているマドリード。フランス代表DFフェルラン・メンディやスペイン人DFミゲル・グティエレスが在籍しているものの、クラブ上層部はマルセロの後釜を獲得する可能性を除外していないという。
マドリードのスカウト陣は複数選手に目を光らせるなかで、アイト=ヌーリもリストアップしている模様。パリ・サンジェルマンなどからの関心が取り沙汰されているU-21フランス代表DFを獲得した際にウルブスは移籍金1200万ユーロを支払っており、その倍額以上である2500万ユーロ〜3000万ユーロ(約32億3000万円〜約38億8000万円)で売却に応じるようだ。
母国のアンジェでプロキャリアをさせたアイト=ヌーリは、2020年10月にレンタルでウルブス入り。守備面では荒削りな部分があるものの、豊富な運動力を活かした積極的な攻撃参加が売りの左サイドバックバックは今夏に完全移籍へ切り替わると、今季はここまで公式戦11試合に出場して2アシストを記録している。
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