目次
■ビジネスマナーの違い②:レディファースト
■ビジネスマナーの違い③:笑顔を見せない
■まとめ

■ビジネスマナーの違い②:レディファースト

日本のビジネスシーンでエレベーターやタクシーを利用する際には、目上の方を優先した立ち振舞が基本である。

一方、アメリカではレディファーストを徹底しているため、肩書や役職に関係なく女性を優先した立ち振舞が基本となっている。また、このレディファーストは同僚や知人などに限らず、面識のない女性に対しても活用される。

そのことから、アメリカのビジネスシーンで日本と同じような立ち振舞をしてしまうと、「常識がなっていない」と思われかねない。アメリカで活動する際にはレディファーストを意識しておこう。

■ビジネスマナーの違い③:笑顔を見せない

日本のビジネスシーンでは、わからないときや困った場面でも「笑顔を見せる」ことが多い。また、どんな場面でもニコニコと笑顔でいることが良い印象を与える基本でもある。

しかし、アメリカのビジネスシーンでは、日本と同じように笑顔を振る舞う機会が少ない傾向にある。

その主な理由としては、「笑顔でいると相手にヘラヘラしていると思われてしまう」ためである。アメリカ人は日本人と比べて自己主張が強い傾向にあるため、困った場面でも「笑顔でごまかす」といったことはせず、積極的に発言することが多いのだ。

また、笑いながら発言すると「バカにしている」という印象を与えかねないため、アメリカのビジネスシーンでは注意が必要だ。

■まとめ

今回は、日本と海外におけるビジネスマナーの違いを3つ紹介した。

日本のビジネスシーンでは「まずは名刺交換」「目上の方を優先する」「笑顔を見せる」などが基本である。しかし、アメリカのビジネスマナーとは異なる点が多いため、アメリカで日本と同じように活用すると「常識がない」と思われてしまいがちだ。

もちろん、ビジネスマナーのすべてが違うという訳ではないが、性格や文化などから異なる部分はかなり多いだろう。

これから海外でビジネスを展開する際には、それらビジネスマナーの違いを認識し、日本とは違った振る舞い方を覚えていこう。

提供元・男の隠れ家デジタル

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