事業用ローンで不動産を購入するメリット
事業用ローンは不動産投資に活用されることが多いのは、いくつかのメリットがあるためです。どんなメリットがあるか知って、事業用ローンの活用の幅を広げましょう。
●自己資金プラスアルファで購入物件の幅が広がる
事業用ローンを使って不動産を購入するメリットのひとつは、自己資金だけでは手が届かない物件を購入できる可能性があることです。購入費用に使える金額が増えることで、より収益性の高い物件を購入できるかもしれません。
また、借入できる金額は金融機関によって審査基準が異なりますが、年収の20倍近くの金額を借入できれば、自己資金は少額で投資を行える可能性もあります。審査によっては、いわゆるレバレッジ効果を活かし、不動産投資を行えるケースもあるでしょう。
●ローン活用用途の幅が広い
事業用ローンのメリットは、目的が事業用であれば使用使途を問わないことにあります。借入をしておけば物件購入や土地購入など不動産投資だけでなく、給与の支払いや設備投資など、事業運営の中で幅広く活用できるでしょう。
●返済を一本化できる
事業用ローンは、事業目的であれば使用使途を問わないため、返済を一本化できるのもメリットといえます。住宅ローンとの二本立てだと、返済日がそれぞれ別になるため、返済が煩雑ですし、最悪返済を忘れるリスクもあるからです。
万が一返済日を忘れ、返済が遅れると遅延損害金が発生しますし、場合によっては信用情報にも傷がつくリスクも生まれます。また、余計な支出をすることで、事業運営に悪影響を与えることや、経営を圧迫する恐れもあるでしょう。借入を事業用ローン一本に絞れば、返済日を忘れる可能性を減らし、余計なリスクを生む心配も少なくなるでしょう。
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●借入先によっては審査が通りやすい
一般的に住宅ローンは、返済能力を個人の年収や事業収益などで判断されるため、事業用ローンに比べ、審査に時間がかかりやすい上、審査基準も厳しめといわれています。保証人が必要な場合もあるため、審査に通るまである程度労力が必要になるでしょう。
対する事業用ローンは、いくつか種類がある中で、特にノンバンク系の事業用ローンの場合は審査が通りやすい傾向にあります。必要書類も少なく、最短即日融資が可能な場合もあるので、いざというときの頼れることも多いでしょう。
●無担保・無保証のローンもある
事業用ローンの中には、ノンバンク系の事業用ローンを中心に、無担保・無保証で借入できるものもあります。保証人が必要になることが多い住宅用ローンに比べ、利便性は高いでしょう。
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業用ローンで不動産を購入するデメリット
事業用ローンを不動産購入に利用する場合、次のようなデメリットもあります。
●社宅や社屋購入には住宅ローンのほうがいい場合も
利便性の高い事業用ローンですが、社宅や社屋購入については、住宅ローンを活用するほうがいい場合があります。住宅ローンに比べると金利が高めだからです。
住宅ローンと事業用ローン、どちらを利用しても利息負担は発生するので、できるだけ金利が低いほうが負担は減らせるでしょう。利息自体は毎月いくらかの金額であっても、積み重なればまとまった金額になるからです。
ただ、状況や物件によっては、事業用ローンを利用したほうがいい場合もあります。購入の際は金利を比較し、どちらがいいか慎重に判断することが大切です。
●事業用ローンの種類によっては購入費用が足りなくなることも
事業用ローンは、借入限度額が500万円や1,000万円程度の場合も多いです。不動産投資を目的とする場合、数千万円程度のまとまった金額が必要になることも多いため、全額事業用ローンで賄うことは難しいこともあるでしょう。不動産購入に事業者ローンを利用する場合は、ある程度自己資金を用意した上で、物件を慎重に検討する必要があると考えられます。
●住宅ローン控除が使えない
事業用ローンを利用する場合、不動産購入をしても控除が受けられないのもデメリットといえます。例えば、住宅ローンであれば利用できる、「住宅借入金等特別控除(住宅ローン控除)」も活用できません。住宅ローン控除は、個人が住宅ローン等を利用して住宅を建てた場合や、増改築をした場合などに受けられる制度だからです。
●不動産投資が行き詰まると破産のリスクも
事業用ローンで不動産投資を行う場合は空き室リスクも考えておく必要があります。空き室が増えればローン返済が滞り、売却に迫られる可能性もあるからです。最悪の場合、売却できず破産するリスクもあります。事業用ローンを投資に活用する場合は、慎重な判断が求められるでしょう。
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