転職経験者、または転職を検討している人は自力で企業にアタックするという人もいるかもしれないが、その多くはいわゆる「転職サイト」を利用していることだろう。「なかなかいい企業からスカウトが来ない」「なぜかWeb審査で落ちてしまう」そんな経験を持つ人も多いのではないだろうか。即戦力人材と企業をつなぐ転職サイト「ビズリーチ」が、年収1,000万円以上の転職成功者を対象とした興味深い調査を行っている。
約8割もの“勝ち組転職者”たちが行っていたことは、基本中の基本のアレ
どの転職サイトでも、まず職務経歴書とウェブ履歴書の登録が求められる。入社した年や辞めた年など振り返り経験をまとめる作業が、ある意味転職活動で一番面倒な作業かもしれない。もろもろ記入し終わってやっと登録完了したら、いよいよ転職活動のスタートだ。
企業側からのアプローチがあるときもあれば、転職希望者側からアプローチすることもあり、お互いのニーズがマッチするようサイト上でのやりとりが続くわけだが、ある一定期間を過ぎると「そういえば最近企業からのアプローチがないな」と気づく。転職希望が異業種というわけでもなく、同職種で十分な経歴があるにも関わらず、だ。
そこで参考になるのが今回の調査結果だ。年収1,000万円以上の“勝ち組”転職成功者の、なんと約8割もの人が「定期的に職務経歴書を更新している」と答えている。転職検討者が年収1,000万円以上のハイクラスな転職を狙っているかどうかはさておき、職務経歴書の定期的な更新がなぜ転職成功につながるのだろうか?