
横浜FCに所属するブラジル人FWフェリペ・ヴィゼウ(24)は、期限付き移籍満了により退団に向かっているようだ。23日、ブラジルメディア『FLA Resenha』が伝えている。
ヴィゼウはセリエA(イタリア1部)のウディネーゼで出場機会に恵まれず、昨年10月にカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のセアラーSCへ期限付き移籍。しかし、セアラーSCでも出番がほとんどなく、今年7月下旬に退団。横浜FCへ期限付き移籍により加入していた。
そんなヴィゼウは8月9日に行われた明治安田生命J1リーグ第23節・名古屋グランパス戦でデビュー。その後もリーグ戦でコンスタントにピッチに立っていたものの、先発出場はわずか4試合にとどまり、チームもJ2降格が決定。同選手は今月4日開催の最終節・北海道コンサドーレ札幌戦の翌日に帰国した。
その中、カンピオナート・ブラジレイロ・セリエB(ブラジル2部)のヴァスコ・ダ・ガマがヴィゼウ獲得に動いている模様。ヴァスコ・ダ・ガマは今季1部昇格を果たせなかったこともあり、新監督にゼ・リカルド氏を招へい。そのゼ・リカルド氏はかつてブラジル1部のCRフラメンゴでヴィゼウの指導に当たったことがあり、同選手を高く評価しているとのこと。すでに指揮官は選手サイドにコンタクトをとっているという。
なお、ヴァスコ・ダ・ガマは、かつてアルビレックス新潟でプレーしていたブラジル人DFブルーノ・コルテース(34)の獲得にも乗り出している。コルテースはアルビレックス新潟退団後からグレミオでプレーしていたものの、クラブが2部に降格したこともあり、すでに契約満了が告げられている。
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