『指切りげんまん 嘘ついたら針千本飲ます 指切った』
子どものとき、こう歌って約束したことがある人は多いでしょう。
私も、「針千本飲ますなんて、痛そうだなぁ」と幼心に思っていた記憶が残っています。
さて、この歌詞の『げんまん』について、知っていますか?
実は…
『げんまん』、こっちもかなり物騒な言葉だったのです。
そもそも、この指切りのうた、出典は江戸時代の遊郭という説があります。
遊郭の遊女が、意中の男性に変わらぬ愛を誓うため、小指を切り落とし渡したことが『指切り』の意味とのこと。
私にはそのくらいの覚悟があるのだから、もし貴方が裏切ったら『一万回殴る』し『針千本を飲ませる』ぞ、という脅しが歌詞の意味です。
ただ実際は、何本も死体の小指を買っておいて、お金のありそうな客には「これが私の気持ちです」と渡すことでその客の心と財布を離さなかった…という経営戦略の場合もあったのだとか。
何にしても、守れない約束はするべきではないですね…。
提供元・QUIZ BANG
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