スーツ姿にリュックのビジネスマンが増えたとしてちょっとした記事になるほどに、ビジネスの場面にもリュックが浸透してきました。ビジネスシーンの「カジュアル化、IT化、消費者意識」(高井 尚之 『なぜ”スーツにリュック”の人が増えたのか』 プレジデント オンライン、2018.1)など理由はいろいろあるのでしょうが、なにより「使ってみたら便利で楽」というファーストインプレッションは大きいものがあります。
とはいえ、ビジネスで使う以上、周りからも評価される素敵なアイテムを使いたいもの。
そこで、今回おすすめするのはポーターのリュック。過度に自己主張せず、それでいて使い勝手も品質も良くコスパも最強。そんな日本製ならではの贅沢なアイテムをご紹介します。
目次
「ポーター」とは?
ポーターのビジネスリュックの特徴とこだわり
「ポーター」とは?
ポーターの概要
ポーターは日本を代表する鞄メーカー、吉田カバンが展開するブランド。日本国内での生産にこだわった徹底したものづくりは、世界的にも高い評価を得ています。
飽きのこないシンプルなデザインや高い機能性も相まって、大人が使う代表的なドメスティックブランドとして人気が定着しています。
MARNI(マルニ)、COMME des GARCONS(コム・デ・ギャルソン)、DIESEL(ディーゼル)、メゾン キツネ、sacai(サカイ)といったモードブランドから、adidas(アディダス)、CONVERSE(コンバース)、Gショックといったブランド、果てはPowerBook(パワーブック)、iPod(アイポッド)、VAIO(バイオ)といった電子機器アイテムまで、実に幅広いコラボレーションを行うことでも有名です。
ポーターの歴史
ポーターは、1935年に吉田吉蔵によって創業された吉田鞄製作所をルーツに持ちます。ポーターのブランド展開は1962年のこと。当時より、ホテルなどで客の荷物を預かるポーターを描いたデザインが用いられています。
1983年、「ミリタリーテイストのトラベルシリーズ」をコンセプトに掲げたTANKER(タンカー)シリーズを発表。発売当初の売れ行きは芳しくなかったものの、次第にポーターブランドの中核を担う商品へ成長。
1990年代後半より、タンカーシリーズからアパレルブランドとのコラボレーションシリーズを多数発表。
2007年、ポーターのマグナム・モデルとトレック・モデルがグッドデザイン賞を受賞。2009年、PORTER GIRLラインを発表。
ポーターの定番アイテムラインナップ
財布、コインケース
定番のタンカーシリーズ、迷彩のWonder(ワンダー)シリーズ、皮革を用いたCURRENT(カレント)シリーズなどから、各タイプの財布が販売されています。
キーケース
キーケースも同じく、定番のタンカーシリーズ、迷彩で人気のWonder(ワンダー)シリーズのほか、コラボラインのJOE PORTER(ジョー ポーター)からスヌーピー×PORTERモデルが販売されています。
バッグ
バッグも定番のタンカーシリーズや、SMOKY(スモーキー)といった特徴的な素材を用いたシリーズをはじめ、様々なタイプのバッグが販売されています。ショルダー、ビジネスバッグ、クラッチバッグ、スーツケース、ボストンバッグ、トートなど、おおよそ基本的なバッグの全てが網羅されています。
ポーターのビジネスリュックの特徴とこだわり
大手ブランドがことごとく人件費の安い海外に製造を丸投げする昨今、日本でのデザイン、日本での製造、それも熟練の職人による手作りという並々ならぬこだわりが特徴のポーター。
リュックもそのすべてが国内生産。しっかりとした確かな作りは、毎日の通勤でハードに使ってもびくともしません。
もちろん、万が一壊れても修理可能。パーツを10年以上保管しており、修理専門部署が丁寧に対応してくれます。