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カードローンもキャッシングも審査で総量規制の影響を受ける
まとめ

カードローンもキャッシングも審査で総量規制の影響を受ける

これまではカードローンとキャッシングの違いを主に2つの点から解説してきましたが、じつは両者には共通点もあります。それはカードローンもキャッシングも審査で総量規制の影響を避けられないという点です。

総量規制というのは、貸金業者に対する融資総額を量的な面から制限する法律で、具体的には貸金業者は本人年収の3分の1を越えて融資することができません。また規制を受けている貸金業者には、消費者金融と信販・クレジットカード会社があり、クレジットカードのキャッシング枠もこの総量規制の対象です。

一方銀行カードローンは現在のところ、総量規制対象外に分類されていますが、実質的には総量規制の影響を免れることができなくなっています。

なぜなら2018年後以降、カードローンを発行している銀行で自主規制が進んでおり、現在では多くの銀行で本人年収の3分の1を越えて融資することができないようになっているからです。

したがってカードローンもキャッシングも、総量規制の下で審査に影響を受けているという点では共通しています。

まとめ

カードローンとキャッシングの違いを、金融商品、発行会社の違いという2点から詳しく解説してきました。

記事で解説すると、このように多くの違いが見つかるカードローンやキャッシングですが、実際、利用者の間では、このような違いなどあまり意識せず活用されているのが実態ではないでしょうか。

しかしカードローンもキャッシングも借入れには違いなく、十分な知識も持ってしっかりと使わないと、思いがけず自分の信用を傷つけたり多重債務者に陥ってしまったりします。それだけにカードローンやキャッシングの違いを知ってきちんと使いこなすことがとても重要だと考えています。

※記事の掲載内容は執筆当時のものです。

提供元・工具男子

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