下取りプログラムは中古市場への流入減少にも貢献?

アップルが積極的に行うiPhoneの「下取りプログラム」の実態が話題に!
(画像=(Image:ms_pics_and_more / Shutterstock.com)
iPhoneは毎年新機種を発売している、『オトナライフ』より 引用)

また、既存iPhoneの下取りはリユース・リサイクルといったメリットの他にも、逆に「中古市場へ流れるiPhoneの数を抑制する」ことにもつながっているのではないだろうか。近年は日本国内の中古スマホ市場も活発で、人気のiPhoneが売れ筋ランキングの上位を占めることも少なくない。しかしメーカーからしてみれば、中古スマホが売れても直接的な利益にはつながらないことも多いはずだ。

それであれば、下取りで旧型のiPhoneを回収して世間に出回るiPhoneの数をコントロールすることで、中古市場に流れるiPhoneの数を抑制することもできる……かもしれない。

実際にアップルのiPhone販売ページを見ると、「『iPhone 8』 以降を下取りに出すと、11,000円~84,000円割引」といった記述も存在する。現在の最新型「iPhone 13」の本体価格が98,800円(128GB)であることを考えると、最高でおよそ1.5万円で最新のiPhoneを購入することも可能となるのだ。普段から「高い」と言われ続けているiPhoneも、こうして見ると比較的お手頃に見えてくるから不思議なものだ。

アップル自身にも様々な思惑があって実施されている下取りプログラムだが、いちユーザーとしては利用してみてもさほどデメリットはないはずだ。これからiPhoneの機種変を考えている人は、下取りプログラムの適用を検討してみるのもいいかもしれない。

参照元:Why Apple Wants Your Old iPhone【Apple Explained】

※サムネイル画像(Image:Masarik / Shutterstock.com)

文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ

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