
明治安田生命J1リーグの横浜F・マリノスに所属する元日本代表MF天野純(30)にKリーグ1(韓国1部)の蔚山現代へ移籍する可能性が浮上した。20日、韓国メディア『スポーツソウル』が伝えている。
天野純は2014年に横浜F・マリノスへ入団すると、2017シーズンに先発での出場機会を確保。2019年7月にはベルギー2部のスポルティング・ロケレンへレンタル移籍していたものの、新型コロナウイルス感染拡大の影響によりクラブが破産。昨年5月に横浜F・マリノスへ復帰していたが、今季はブラジル人FWマルコス・ジュニオール(28)がトップ下のレギュラーに定着していたこともあり、J1リーグでわずか7試合の先発出場に終わっていた。
その中、攻撃陣の強化を図る蔚山現代がすでに天野純の獲得に乗り出しているとのこと。蔚山現代は韓国代表MFユン・ビッカラム(31)とMFイ・ドンギョン(24)にかわる攻撃的MFの確保を今オフの課題に掲げており、後釜として天野純を最上位候補にリストアップしたという。
また、蔚山現代は今季限りでサンフレッチェ広島を退団した池田誠剛フィジカルコーチを招へい。池田誠剛氏が「個人戦術のみならす、メンタリティも韓国のサッカースタイルに合う」という理由でホン・ミョンボ監督に天野純の獲得を勧めていたようだ。
なお、蔚山現代はすでに元オーストラリア代表DFジェイソン・デイビッドソン(30)の退団を発表しているため、アジア枠に空きが生まれている。横浜F・マリノスでスーパーサブという立ち位置になっている天野純だが、果たして韓国に新天地を求めることはあるのだろうか。
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