元横浜FM監督ポステコグルー、日本人選手獲得構想の舞台裏激白!「ここに来た時から…」
(画像=アンジェ・ポステコグルー 写真提供:GettyImages、『Football Tribe Japan』より 引用)

 セルティックは19日、スコティッシュ・リーグカップ決勝で日本代表FW古橋亨梧(26)による2ゴールでハイバーニアンを下している。その中、セルティックで初めてタイトルを獲得したアンジェ・ポステコグルー監督は、Jリーガー獲得による利点を語った。英紙『デイリーレコード』が伝えている。

 ポステコグルーは横浜F・マリノスの指揮官として2019シーズンにJ1リーグ優勝を果たすなど、日本で実績を積み重ねると、今年6月にセルティックの監督に就任。今季開幕当初は同監督の手腕に懐疑的な視線が向けられていたが、古橋亨梧やポルトガル人FWジョタ(22)の活躍もあり、10月以降はスコティッシュ・プレミアシップ(スコットランド1部)で無敗を維持。また、先月28日開催の第15節・アバディーン戦以降は公式戦6連勝を好調を維持するなど、確かな手腕を発揮していた。

 その中で迎えたスコティッシュ・リーグカップ決勝・ハーバーニアン戦では、複数選手を負傷で欠く中、ポステコグルー監督は古橋亨梧を先発起用。すると、古橋亨梧が後半に2ゴールをあげるなど指揮官の期待に応えている。

 一方、セルティックは来年1月の移籍ウィンドウで、横浜F・マリノスの日本代表FW前田大然(24)、川崎フロンターレの日本代表FW旗手怜央(24)、ガンバ大阪の元日本代表MF井手口陽介(25)の獲得が噂されている。

 試合後、ポステコグルー監督は古橋亨梧がセルティックで成功を収めていることや、さらなるJリーガー獲得の可能性について問われると「もちろん、私にはアドバンテージがある。もし、私がJリーグで監督をしていなかったら、彼ら(Jリーガー)の才能がヨーロッパ、特にスコットランドで発揮できるかどうかについて、まわりと同じように疑問を抱いていたかもしれない」

 「だが、一般的に日本人選手はヨーロッパで大きな成功を収めているわけだし、ドイツやオランダ、イタリアなどで素晴らしいキャリアを積んでいる。プレミアリーグで活躍した選手も一人や二人はいる。私はセルティックに来た時から、(日本人選手に関する知識を)間違いなく利用するつもりだった」とコメントを残している。

 これまでも多くの日本人選手がヨーロッパ移籍を実現させているが、Jリーグを知るポステコグルー監督の存在により、以前よりもヨーロッパ挑戦がしやすい環境になりつつあることは間違いなさそうだ。

提供元・Football Tribe Japan

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