月々定額で好きなだけサービスを楽しめる「サブスクリプションサービス」。動画系だと「Netflix」やAmazonの「Prime Video」、音楽系だと「Spotify」や「Apple Music」などが有名だ。そんなサブスクについて、解約したことがない、すなわち“入りっぱなし”状態の人が意外といるという結果が明らかになった。
サブスクに支払っている金額は1,000円以下が最多
本記事では、アルファノート株式会社が20～50代の男女500名を対象に行った、サブスクに関する調査結果を抜粋して紹介していく。
サブスクを契約したことがあるのは回答者の28％で、利用しているサブスクの数は、55％が「1つ」、17％が「2つ」と回答。全体の7割以上が2つ以下であると回答していることから、サブスクを利用する際には、ユーザーは使いたいサービスをしっかり厳選していることが分かる。
サブスクサービスに毎月支払っている金額を問う設問では、「500円未満」と「500円～1,000円」を合わせた1,000円以下の回答が56％にのぼり過半数を占める結果となった。「1,001～3,000円」と回答した人は30％、「3,001円以上」だという回答は15％未満と少数派だ。1,001～3,000円の人は、動画系から1つ、音楽系もしくは電子書籍系から1つの合計2つといったところだろうか。
サブスクを解約したことがない人は35％
「サブスクサービスを解約する際に困ったことはありましたか？」という質問に対しては、「解約したことがない」と回答した人が35％でまさかの最多。約4割もの人がサブスクに入りっぱなし状態になっているということが明らかになった。
この理由について、本調査を行ったアルファノートは、「安価なサブスクサービスを1～2つ利用している方が多いため、あまり頻度高く使わなくなったとしても『損になるから解約しよう』という考えには直結しないのかも」と推測している。
特に、月額500円（税込）の「Amazon Prime」はPrime Videoを視聴できるほか、Amazonで「お急ぎ便」が無料で使えたり、配送日時指定が無料でできたりするため、あまりサービスを利用していなくてもなんとなく解約していない人が多い印象だ。
しかし、ちゃんと計算してみたら、解約したほうがオトクだった……という場合も往々にして存在する。あなたがもしサブスクに加入しているなら、本当に元をとれているのか、今一度確認してみるといいだろう。
※サムネイル画像（Image:BongkarnGraphic / Shutterstock.com）
文・オトナライフ編集部／提供元・オトナライフ
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