初心者でも挑戦しやすい投資として人気が高まっている「ポイント投資」。Tポイントやdポイント、楽天ポイントなどのポイントを使って、ローリスクで挑戦できる新たな投資方法だ。特徴としては、本人確認などが法律で定められていないため、入り口のハードルが低いこと。また、ポイントを運用するため「無料でもらったものだから減ってもいいや」と気軽に挑戦できることが挙げられる。いま、そんなポイント投資の利用率が、投資家の間で急速に高まっている。

現役投資家の約4割がポイント投資を利用

投資家の約4割が実は「ポイント投資」を利用していたことが判明!「オマケだから損してもいい」
(Image:atpress.ne.jp) 急速に利用率を伸ばしていくポイント投資(スパークス・アセット・マネジメント調べ)(画像=『オトナライフ』より 引用)

スパークス・アセット・マネジメント株式会社が全国の20~79歳の投資経験者1,000人を対象に行った調査によると、「現在投資をしている」と回答した人は全体の86.2%。投資の経験年数としては、「今年、投資を始めた」が15.9%、「1~3年程度」が27.5%、「4~6年程度」が13.5%、「7~9年程度」が6.8%、「10年以上」が36.3%となった。

現役投資家に、ポイント投資をはじめとする近年のサービスの利用の有無を聞いたところ、おつり投資やロボアドバイザー投資などが利用率4.5~8.8%だったのに対して、ポイント投資は39.9%という驚きの結果に。2018年は18.8%だったため、この4年間で10%以上利用率を伸ばしたことになる。

どうせ買い物してもらったおまけのポイントだからと、損してもいいし、あわよくば増えればお得程度の軽いノリがいいのかもしれない。

【ポイント別】ポイント投資ができる証券会社をご紹介

投資家の約4割が実は「ポイント投資」を利用していたことが判明!「オマケだから損してもいい」
(Image:rakuten-sec.co.jp) 楽天グループで貯まったポイントを利用できる「ポイント投資」。あくまでポイントなので、最悪損しても痛くも痒くもないはず(画像=『オトナライフ』より 引用)

ポイント投資ができる証券会社は複数あるが、何のポイントがどこの証券会社で使えるのか、まとめて紹介しよう。

楽天ポイントで投資できるのは、「楽天証券」。投資信託は約2,700本、国内外の株も多数取り扱っている。Tポイントで投資できるのは、「SBIネオモバイル証券」。口座管理手数料が毎月220円かかる代わりに、毎月ネオモバ限定Tポイントが200ポイントもらえる。

Pontaポイントで投資できるのは、「auカブコム証券」。Pontaポイントはプチ株と投資信託で、さらに投資信託は「au PAY」のアプリからも購入可能だ。

dポイントで投資できるのは、「SMBC日興証券」。SMBC日興証券のダイレクトコースで口座開設することで利用可能だ。

LINEポイントで投資できるのは「LINE証券」。2021年11月には「サービス開始約2年2ヶ月で口座開設数100万口座を突破し、「ネット証券業界最短」だとして話題となった。

この他にも「ポイント運用」と名称は違うが、PayPayや楽天が積極的に行っているもっと手軽なポイント活用方法もある。

いかがだったろうか。投資というとハードルが高いように感じてしまうが、現金ではなくあくまでポイント。資産運用がスタンダードになりつつある現代、あなたも気軽にポイント投資から始めてみては。

出典元:スパークス・アセット・マネジメント株式会社は→こちら
●楽天「ポイント投資」は→こちら

※サムネイル画像は(「illustAC」より引用)

(文=オトナライフ編集部)

文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ

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