チェックスーツのコーディネート術を一挙紹介
ひときわ華やかな存在感を与えるチェックスーツ。今回は、そのチェックスーツの着こなし術をフォーマルテイストからカジュアルテイストまで一挙ご紹介します。
チェックスーツの着こなしポイント
ポイントはスーツのチェックデザインに注目すること。チェックやカラーの違いで印象や雰囲気も変わってきます。色デザインともにバランスのとれたコーディネートが正解です。それでは、具体的に10のコーディネート例を挙げていきましょう。
チェックスーツのコーディネート例10選
コーディネート例1:チェックスーツ×カラーシャツの着こなし
チェックという柄のあるスーツにオススメなのが、シンプルなカラーシャツのみのコーディネート。ネクタイを着用せずに、シャツのみというシンプルで軽やかなスタイリングです。
▼チェックスーツ×カラーシャツのコーディネートに活躍するオススメアイテム
- ネイビーシャツ(HUGO BOSS)
シャツを選ぶときは、チェックスーツが際立つように無地のものを選ぶと良いでしょう。ネイビーやブルー、ピンクといったカラーでも、チェックの色味と馴染んでいれば自由にカラーチョイスが可能です。
コーディネート例2:チェックスーツ×チェックネクタイの着こなし
チェックスーツにチェックネクタイも好相性。同系色でも異系色でも同じチェックであれば自然に馴染みます。コーディネートの深みや重厚感も生まれ、ハイセンスな仕上がりに。
▼チェックスーツ×チェックネクタイのコーディネートに活躍するオススメアイテム
- ブルーチェックネクタイ(Paul Smith)
細かなチェックパターンや大幅のチェックパターンなど種類は豊富ですが、その中でもスーツのチェック柄に合わせることを意識するのがポイント。
コーディネート例3:チェックスーツ×ポロシャツの着こなし
ラフなカジュアルスーツコーディネート。大人びた遊び心を演出し、チェックスーツの着こなし感も演出してくれます。存在感のあるチェックスーツにはシンプルなポロシャツを合わせるのことで、バランスの良いコーディネートに。
▼チェックスーツ×ポロシャツのコーディネートに活躍するオススメアイテム
- ポロシャツ(Brooks Brothers)
ポロシャツは無地、もしくはワンポイントデザインがオススメ。スーツのチェック柄の色味に合わせてチョイスするのがポイントです。グレーやダーク系のスーツならネイビーポロシャツを。
- ポケットチーフ(MACKINTOSH)
ラフになりすぎると感じる時には、ポケットチーフを胸にさすと上品さがアップ。ポロシャツのスポーティーさと、チーフというフォーマルアイテムを合わせることでコーディネートの「小慣れ感」とセンスのあるスタイリングが実現。
コーディネート例4:チェックスーツ×ブラックネクタイの着こなし
チェックスーツを精悍に引き締めてくれるのがブラックネクタイ。どんなチャックカラーとも相性がよく、華やかなデザインのチェックスーツと合わせればメリハリあるコーディネートに仕上がります。
▼チェックスーツ×ブラックネクタイのコーディネートに活躍するオススメアイテム
- パターンブラックネクタイ(GUCCI)
ブラックネクタイは無地かナチュラルなパターンネクタイがオススメです。精悍でクールすぎるぐらいのブラックカラーがチェックスーツには好相性。チェックスーツをよりフォーマリーなスタイルに仕立てるのがブラックネクタイの魅力。
- シルバータイピン(dunhill)
スーツ全体、ブラックネクタイのアクセントとしてシルバーのタイピンの使用もオススメ。ブラックとは正反対のシルバーを選ぶことでより輝きを放ち、モノトーンのシック感も生まれます。
コーディネート例5:チェックスーツ×ジレの着こなし
チェックスーツの存在感をさらに上げるのが「ジレ」。カジュアルテイストの強いチェックスーツの中にジレを用いることで、フォーマル感がアップし重厚感と威厳を表現します。
▼チェックスーツ×ジレのコーディネートに活躍するオススメアイテム
- グレーチェックジレ(LARDINI)
「ジレ」を選ぶポイントは、チェックスーツと同型のものを選ぶことです。中でも、チェックパターンがデザインされたジレがオススメ。ジレを別購入する他に3ピーススーツで合わせる手段も。
コーディネート例6:チェックスーツ×柄ネクタイの着こなし
チェックスーツと、チェックではない柄ネクタイのコーディネート。チェックスーツのスタイルをより華やかに仕上げたい時にオススメのスタイリング方法です。
▼チェックスーツ×柄ネクタイのコーディネートに活躍するオススメアイテム
- ペイズリーネクタイ(ARMANI COLLEZIONI)
スーツがチェックであるため、あまり主張の強すぎるデザインの柄ネクタイは控えましょう。小さな小紋柄やパターン、ペイズリーネクタイがオススメです。特に、ペイズリーネクタイの持つ上品な魅力はチェックスーツスタイルをより華やかに。
コーディネート例7:チェックスーツ×ボウタイの着こなし
ネクタイとは全く違った洒落感を演出する「ボウタイ」。パーティーシーンやカジュアルなスタイルにオススメのアイテムです。チェックスーツと同様のハイセンスさを持っています。
▼チェックスーツ×ボウタイのコーディネートに活躍するオススメアイテム
- チェックボウタイ(GUCCI)
スーツのチェック柄と合わせたボウタイを選ぶことがこのコーディネートのポイント。ボウタイを主張しすぎずスーツに負けているわけでもなく、スーツとボウタイをうまく調和させることが大切です。
- パープルチーフ(JIM THOMPSON)
小洒落たこのコーディネートに、紳士的要素を追加するのがポケットチーフの役割。胸にさすだけで一気に大人びた気品高い仕上がりに仕立てます。優雅で大人の余裕を感じさせるコーディネートの完成。
コーディネート例8:チェックスーツ×チェックシャツの着こなし
チェックネクタイでも紹介したように、チェック×チェックのコーディネートは相性抜群。チェックシャツを用いることでより存在感を感じさせるコーディネートに。
▼チェックスーツ×チェックシャツのコーディネートに活躍するオススメアイテム
- チェックシャツ(BURBERRY)
チェックシャツを選ぶときは、スーツのチェックとは違ったチェック柄やカラーを選ぶのがポイント。そうすることで、チェックシャツを際立たせた華やかなスタイルに決まります。
コーディネート例9:チェックスーツ×スカーフの着こなし
ネクタイでもボウタイでもなく、首元にスカーフを用いるコーディネート。シャツの内側にスカーフを巻くことで優雅さをより演出。これまでとは違ったクラシカルなスタイルです。
▼チェックスーツ×スカーフのコーディネートに活躍するオススメアイテム
- スカーフ(HERMES)
ダークなチェックスーツであれば華やかなデザインのスカーフを、主張の強いチェックスーツであればシンプルなスカーフを。スーツとは逆のデザインを選ぶことでバランスのとれたコーディネートに。
コーディネート例10:チェックスーツ×セーターの着こなし
これからのシーズンにオススメのコーディネート。チェックスーツにセーターを合わせただけのシンプルなスタイルですが、洗練されたスーツスタイルです。ネクタイを締めたスーツ姿とはまた違った、魅力的なフォーマルコーディネート。
▼チェックスーツ×セーターのコーディネートに活躍するオススメアイテム
- タートルネックセーター(Elmenegildo Zegna)
ニットウェアの中でも、よりフォーマルでインテリジェンスな魅力を発揮するのがタートルネックセーター。カジュアルな要素を抑えるのであればダーク系統がオススメです。