札幌退団ジェイ「もう1億ポンドで売れない」ケイン慰留のトッテナムにダメ出し
(画像=ジェイ・ボスロイド 写真提供: Gettyimages、『Football Tribe Japan』より 引用)

 明治安田生命J1リーグの北海道コンサドーレ札幌を退団したFWジェイ・ボスロイド(39)は、すでにイギリス国内で解説者としてのキャリアをスタートさせている。そんなジェイは、トッテナム・ホットスパーが今夏の移籍ウィンドウでイングランド代表FWハリー・ケイン(28)をマンチェスター・シティに売却しなかったことについて持論を展開した。17日、イギリスメディア『HITC』が伝えている。

 ケインは2014/15シーズンにプレミアリーグで21ゴールをあげると、昨季まで7シーズンつづけて2桁ゴールをマーク。昨季はリーグ戦35試合の出場で23ゴールをあげて、自身3度目となるプレミアリーグ得点王のタイトルを獲得している。

 そんなケインの去就を巡っては、トッテナムとの現行契約を2024年6月まで残す中、今夏の移籍ウィンドウで退団する可能性がささやかれていた。また、マンチェスター・シティはアルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロ(33)の後釜としてケインをリストアップ。今年6月末から複数回にわたりトッテナムに対して同選手の獲得オファーを提示していたが、トッテナムが移籍金1億5000万ポンド(約230億円)を求めていたこともあり、残留。ただ、今季はプレミアリーグ第15節終了時点でわずか1ゴールと極度の不振に陥っている。

 その中、ジェイはケインの売却に応じなかったトッテナムの判断について「確かにケインは世界最高のストライカーの一人だったし、1億ポンドでもマンチェスター・シティは獲得すべき選手だった。ただ、彼は今調子を崩している。もうダメだと思うし、1億ポンドで売れない。マンチェスター・シティが彼を獲得することはないだろうね」と語っている。

 つづけて「マンチェスター・シティは(ストライカーで)誰か買うと思いね。フィオレンティーナの(ドゥシャン・)ブラホビッチだと思う。僕も彼のプレーが好きだしね」とコメント。セリエAですでに15得点をマークし、セリエA得点ランキングで首位に立っているセルビア代表FWドゥシャン・ブラホビッチ(21)の動向に注目している。

 Jリーグでプレーしている時でも、自身のSNSアカウントを通じて欧州サッカーに対する関心度の高さを見せていただけに、トッテナム幹部の判断が裏目に出ているというジェイの指摘に日本のサッカーファンも納得するかもしれない。

提供元・Football Tribe Japan

【関連記事】
欧州5大リーグ、現行監督の長期政権ランキング。最も指揮が長いのはあの重鎮!
超カッコ良い!東京五輪も盛り上げてきた2大フットボール・アンセム
ヴィッセル神戸の半端ない日本代表FW補強史。大迫や武藤だけじゃない!カズや大久保も!
【2021】低身長ながら活躍中のJ1リーガー6選!167cm以下
【東京五輪】男子サッカー全代表チーム、市場価値ランキング&登録選手一覧。日本は何位?