元G大阪・中村敬斗がオーストリア移籍の理由告白「半年間練習するだけでは…」
(画像=中村敬斗(写真左) 写真提供: Gettyimages、『Football Tribe Japan』より 引用)

 ガンバ大阪でプロデビューし、オーストリア1部のLASKリンツに所属するFW中村敬斗(21)は、今年2月にオーストリアに新天地を求めた理由を明かした。16日、ドイツ紙『キッカー』が伝えている。

 同選手は2018シーズン開幕戦で17歳ながらもJ1リーグデビューを果たすと、2019年7月にエールディビジ(オランダ1部)のトゥウェンテへ期限付き移籍により加入。ただ、2019/20シーズン途中から出場機会が減少したこともあり、昨年6月にジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)のシント=トロイデンVV(STVV)へレンタル移籍。そして、今年2月にオーストリア2部のFCジュニアーズOÖへ加入すると、8月にはLASKリンツへ完全移籍により加入している。

そんな中村敬斗は、STVVを退団してFCジュニアーズOÖへ加入した経緯を聞かれると「半年間、ただ練習するだけでは物足りなかったのでクラブを変えました」と語っている。

 また、同選手は先月4日開催のUECLグループステージ第4節・アラシュケルト戦で欧州カップ戦での初先発を果たすと、2ゴールをマーク。すると、リーグ戦での3試合つづけてスタメンに抜てきされるなど、着実に出場機会を増やしている。これについて本人は「秋に数名離脱者が出たこともあり、つねにスタメンに入ることができました」とコメントを残している。

 LASKリンツはアラシュケルト戦前に5選手が新型コロナウイルス陽性によりチームを離脱していたほか、試合後のPCR検査でオーストリア代表FWトーマス・ゴイギンガー(28)も新型コロナウイルス陽性と診断されていた。一部の主力選手を欠く状況の中で巡って来たチャンスをものにした中村敬斗としては、レギュラー定着にむけてアピールを続けたいところだ。

提供元・Football Tribe Japan

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