千代田区は、13日から飲食店の換気状況を地図で確認できるアプリの配信を始めました。旭化成と協力して、店舗内のCO2濃度を計測し、地図アプリに表示させます。

ユーザーは飲食店の換気状況を確認できるため、安心して来店できます。忘年会シーズンを前に、苦境にある飲食店を支援する試みです。

目次

  1. 換気状況が地図アプリでわかる、千代田区の飲食店支援策

換気状況が地図アプリでわかる、千代田区の飲食店支援策

千代田区は、13日から飲食店の喚起状況が一目でわかる地図アプリの運用を開始しました。アプリは旭化成が開発した「換気View」を使用します。

区はもともと飲食店の換気状況の管理をするために、「認証店」に旭化成製のCO2センサーを無償で提供していました。このCO2センサーで計測されたCO2濃度を「換気View」に反映させることで、飲食店の換気状況をリアルタイムでみることができます。

地図アプリで飲食店の換気状況がわかる 千代田区で新サービス
(画像=▲換気View イメージ図:千代田区プレスリリース、『口コミラボ』より 引用)

厚生労働省が定める換気の基準は1,000ppmで、これを上回る店舗は表示されず、基準を満たす店舗のみが「換気View」に表示される仕組みです。

しっかりと換気できていることを消費者に伝えることができれば、店舗の信用につながり、来店を促せます。

現在、千代田区と中央区の飲食店、約120店舗ほどがこの取り組みに参加しています。千代田区は今後、登録店舗数を増やす方針です。多くの店舗が表示されるようになれば、アプリのユーザーも増え、店舗にとっても新たな集客施策となりそうです。

提供元・口コミラボ

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