ジェイックは12月10日に、20代・30代の正社員を対象に実施した「新型コロナ禍の年末年始の過ごし方」に関するアンケート調査の結果を発表した。同調査は、ジェイックの就職支援サービスを利用して、2019年9月以降に就職・入社した人を対象に、2020年12月2日~4日および2021年12月2日~4日に行われ、2020年には420名、2021年には545名から回答を得ている。
2021年の調査では、「忘年会を行う」という回答は22.2%で、「忘年会を行わない」が48.8%、「未定」は29.0%となった。2020年の調査では、忘年会を「行う」が9.6%、「行わない」が60.8%、「未定」が29.6%だったことから、2020年と比較して2021年は忘年会の開催に前向きであることがうかがえる。
忘年会の開催方法を尋ねた質問では、「リアル(実際にお店などに集まる)」(94.2%)が多数を占めており、「Zoom」などを利用したオンラインでの開催予定は少数派で、緊急事態宣言が解除され飲食店が通常営業に戻ったことを受けて、多くの人がリアルでの忘年会を予定していると考えられる。
年末年始に、実家や地元へ帰省するかを尋ねたところ、「今年、帰省をする」という回答は73.4%で、内訳は「去年は帰省をしており、今年も帰省をする」(48.3%)がもっとも多く、「去年は帰省をしておらず、今年は帰省をする」(25.1%)、「去年は帰省をしておらず、今年も帰省をしない」(18.9%)、「去年は帰省をしており、今年は帰省をしない」(7.7%)がそれに続いた。2020年調査と比較して「去年は帰省をしておらず、今年は帰省をする」が8.6ポイント上昇していることから、2021年の年末~2022年の年始は、2020年の年末~2021年の年始よりも帰省に積極的な人が多いといえる。
提供元・BCN+R
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