
明治安田生命J1リーグの横浜F・マリノスに所属するタイ代表DFティーラトン・ブンマタン(31)は15日夜にSNSを更新しているが、今季限りでの退団をほのめかしていると日本やタイで話題になっているようだ。
ティーラトンはタイ国内の強豪ムアントン・ユナイテッドから2018年にヴィッセル神戸へ期限付き移籍により加入。翌2019年には横浜F・マリノスへレンタルにより加入すると、リーグ戦で25試合に出場してJ1リーグ優勝に貢献。今季は序盤に負傷離脱していたものの、リーグ戦23試合でスタメンに抜てきされていた。
また、同選手の去就を巡っては、代理人がスュペル・リグ(トルコ1部)のガラタサライ移籍にむけて会談を行う可能性があると、先月下旬にタイメディアが報道。しかし、本人はタイメディアの取材に対して、数カ月前までトルコ移籍に関心があったことを認めた上で、引き続きJリーグでプレーする意思を示していた。
そんなティーラトンは現在、タイ代表の一員としてスズキカップ(東南アジアサッカー選手権)に臨んでおり、14日に行われたグループリーグ第3節・フィリピン戦ではフル出場して勝利に貢献している。
その中、ティーラトン本人は15日夜にインスタグラムを更新。ストーリー機能において背番号「5」のユニフォームを身にまとう大勢のサポーターの姿やアンジェ・ポステコグルー元監督とのツーショット写真、さらにはチームメイトとの集合写真など、横浜F・マリノスに関係する写真を次々とアップしている。
これには、横浜F・マリノスの一部サポーターから「ティーラトン退団かな」、「来季いないかも…」、「移籍なのか?」と今季限りでの退団を予想する声がSNSで上がっている。また、『90min』のタイ語版をはじめ、タイ国内の複数メディアもティーラトンのSNS投稿に着目。タイ国内クラブに移籍する可能性があると報じている。
ヴィッセル神戸や横浜F・マリノスの一員として、Jリーグの舞台で4シーズンにわたりプレーしてきたティーラトンだが、スズキカップ終了後に自身の去就についてどのようなコメントを残すのか注目が集まる。
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