滋賀のドライブスポット6選｜「ラ・コリーナ近江八幡」「水郷のさと まるやま 」「白鬚神社」「琵琶湖大橋メロディロード」「延暦寺」「おにぎり亭」
【滋賀1】スイーツ好きは絶対行きたい！クラブハリエのバームクーヘンが絶品！「ラ・コリーナ近江八幡」
滋賀発祥の代表的お菓子メーカーといえば、どらやきで有名な「たねや」。
その「たねや」がプロデュースする洋菓子部門「クラブハリエ」を代表するお菓子「バームクーヘン」の出来たてが食べられる「ラ・コリーナ近江八幡」が2015年の1月にオープンをし、お菓子好きの間で話題になっています！
まずはインパクトのある外観！メインショップは緑に囲まれた広大な敷地に、屋根一面が芝におおわれた変わったデザインの“草屋根”が目立ちます。冬は枯れ草色の屋根ですが、草屋根の為、春・夏には綺麗な緑色の屋根になります。
駐車場はベージュの砂を固めた地面に車枠の線は芝生を植えられているというこだわりぶり。これらが近江の土地にうまくマッチしていて、ただのお菓子メーカーではないように思わされます。
建物内に入ると吹き抜けになっていて、1階はガラスの向こうで作られている大きなバームクーヘンに目を奪われます。2階はカフェになっており、1階で出来たばかりのバームクーヘンを食べることができますよ！
そのおいしさはお墨付き。きっと今までに味わったことのない、ふっかふかでほわほわの絶品バームクーヘンに感動するはずです。そしてカフェの窓からは近江の自然を見ることができるので、気分転換にもなりますね。
カフェはだいたい列ができていますが、お客さんはバームクーヘンを食べ終わったらすぐにまた1階に戻るので回転は早めです。時間があるならば並んでみる価値は有りますね！
他にも、目の前で作られる「生どらやき」に子供も大人もドキドキ・ワクワクが止まりません！
建物前には広大な農地が広がっていますが、ここには「たねや」の地域・食材・自然への思いが詰まっているんだそう。お菓子の材料ともなる“農”は「ラ コリーナ近江八幡」が一番大切にしている、根っこの部分。
「共に生きる自然を感じ―みずからの創造力に」をコンセプトに、地域や大学との連携をはかりながら、世代をこえて人々が自由に語りあい、つながりあえる場を目指しているんだとか。
2015年の春からは、お米づくりもスタートし、メインショップの奥には4200平方メートルの田んぼと棚田があり、従業員や学生の皆さんで田植えをしたというから驚きです！田んぼを育てる目的は「近江の原風景」の再現。お客さんにただお菓子を食べてもらうだけではなく、土を耕し、苗を育てて刈り取るまでの自然の姿を見て、自然のいとなみを感じて欲しいのだそう。
近江八幡も美しい町ですが、「ラ・コリーナ近江八幡」はその美しい自然や町に負けることなく、それらを未来へ繋いでいこうという努力と精神を感じることのできる素敵なお店ですね。
<ラ・コリーナ近江八幡>
定休日：なし
営業時間：9:00～18:00(カフェはL.O.17:00時)
住所：〒523-0806 滋賀県近江八幡市北之庄町615-1
TEL：0748-33-6666
駐車場：あり（414台）
【滋賀2】船頭さんの手漕ぎ船で自然に浸る！情緒あるひとときを味わうなら「水郷のさと まるやま 」
日本三大水郷のひとつにあげられている近江八幡の水郷、その中でも昔と変わらない自然のままの水郷で残っているのは近江八幡だけで、日本一と言われています。
平成21年1月には「白王町・円山町」が日本の里100に選ばれるなど、その貴重な水環境は国内外から高い関心を寄せられているほど。
網目のように入り組んだ水郷の葦原の間を手漕ぎの和船でゆったりと進んでいきましょう。時を忘れるほど優雅で贅沢な世界に魅了されてしまいます。草を抜けていく風の音、懐かしい草の匂い、鳥の鳴き声、舟先に止まるトンボを目で追うというようなのんびりとした時間は、今の都会ではなかなか味わえないということからファミリーで訪れる方も多いです。
昔のままの雰囲気が残されているので今も時代劇やドラマの撮影場所としても人気がある場所です。
幾つかの橋をくぐりながら周辺の説明や水際の植物、四季折々の風景や、時代劇のロケの話までしてくれる親切で品の良い船頭さんの話には、今と昔の様子が伺えるので、まるで別の世界へ引き込まれた感覚になってしまうほど！
せわしない日常から切り離された時空を満喫できる貴重な体験は、ここでしか味わえないので是非一度は訪れてみたい場所です。雰囲気を最大限に楽しむために、船に乗り込む際には携帯の電源を切るか、バイブレーションも切っておきましょうね。電話予約もお忘れなく。
<水郷のさと まるやま>
定休日：年中無休、暴風警報発令時休業、12月26日〜1月6日は予約船のみ
営業時間：4月～11月 8:30～17:00、12月～3月 9:00～16:00
住所：〒523-0805 滋賀県近江八幡市円山町1467-3
料金：
定期船(4月〜11月)
大人2100円/小人1050円
貸切船(年中無休)
60分コース 6人乗 8400円 8人乗 10000円
90分コース 6人乗 9000円 8人乗 12000円
TEL：0748-32-2333
駐車場：あり（20 台）
【滋賀3】琵琶湖の水上に朱塗りの大鳥居？！日の出人気スポットでも知られる近江最古の神社「白鬚神社」
日本一の大きさを誇る湖、滋賀の代名詞と共に人々に古くから愛されている琵琶湖には、世界遺産・厳島神社を彷彿とさせる光景から”近江の厳島”と呼ばれる「白髭神社（しらひげじんじゃ）」があります。ここは近江最古の神社とされており、全国にある白髭神社の総本社ともされている観光スポットです。
琵琶湖の中に大鳥居を構える絶景は有名で若い人達の参拝も多く、滋賀県内のパワースポットとしては注目度が急上昇している神社の一つです！兎にも角にもシンボル的存在でもある、琵琶湖に浮かぶ朱塗りの大鳥居の景色が素晴らしい！まるで厳島神社と見間違えるような美しさに神秘的な何かを感じられます。
昼間の景色も素晴らしいのですが、夕日はさらに別格なのでこちらを是非見てください！ちなみに土日は日没から約2時間、湖上の鳥居がライトアップされているので雰囲気抜群です！
一つ注意点があるとすれば、メインである湖上の鳥居を見に行くには交通量の多い国道を横断しないといけません。国道には横断歩道が無く、スピードがかなり出る区間で、カーブの手前という悪条件もある為、車の往来には十分気を付けて下さい！
ではなぜ大鳥居は水の中に建っているのかというと、実は、元々普通に陸上にあった鳥居なのです。年月が経ち琵琶湖の水位上昇に伴って、水中に建つようになったのだとか。その証拠に弘安3年（1280年）の絵図には陸上に描かれている鳥居が見られます。
現在では、鳥居を見ていると、ジェットスキーに乗った人たちが鳥居の間を通って行くという光景も見られるそうで、なんとも羨ましいですね！
また、この白髭神社の社殿背後の山の斜面には古墳群が存在しており、パワーを求める人がお参りしているようです。そして白髭神社の境内には著名な歌人の歌碑が多数あり、源氏物語の作者の紫式部や与謝野鉄幹・晶子夫妻、さらには俳聖・松尾芭蕉のものも。
芭蕉の生涯の作品数は980句と言われていますが、そのうち奥の細道での52句に対して、近江で読まれた句は89句とされています。”奥の細道”のイメージが強い松尾芭蕉ですが、実は近江で詠まれた歌が一番多く、松尾芭蕉ゆかりの地と言っても間違いではないでしょう。
晩年の2年程は現在の大津で過ごしたとされていて、それほど近江・琵琶湖の美しい風景に惹かれていたのかもしれませんね。
少し不便な場所にある白髭神社ですが、車でないと行きづらい場所だからこそドライブにオススメですし、不便だからこそ、それだけ素晴らしい景色を味わうことができるともいえるのでは無いでしょうか？
<白鬚神社>
定休日：なし
住所：〒131-0032 東京都墨田区東向島3-5-2
TEL：03-3611-2750
駐車場：あり（30台）
湖上の鳥居ライトアップ：
土曜・日曜日 日没から約2時間
9/5 日没から22時頃まで
大晦日 夜明けまで
1/1〜1/5 日没から21時頃まで
【滋賀4】法定速度で走ると曲が聴けるってホント？摩訶不思議な「琵琶湖大橋メロディロード」
ここで一風変わった道路をご紹介！
なんでも法定速度の約60km/hで走行すると、タイヤの振動音で琵琶湖周航の歌が流れる仕組みの「メロディーロード」が琵琶湖大橋（大津市－守山市）に約600mにわたり設置されています。メロディーロードの設置は国道などではされていますが、橋に設置されたのはここが日本で初めて！
メロディーロードはどういう仕組になっているのかというと、路面に深さや間隔の異なる溝を刻み、その溝と車両のタイヤが接触したときに生じる走行音がメロディーになって聞こえるというようなものです。
制限速度内での走行でメロディーが聞こえる設計が、車両速度の抑制につながり、また路面の溝が雨天時の排水効果を高め、すべり止めの効果を生むなど交通安全対策の効果を見込んでいるのだとか。
流れる音楽は「琵琶湖周航の歌」で、制限速度の60キロで走行すると適切にフルコーラスが聞けるそうです。家族や友人と自然を楽しむ週末のドライブも素敵ですが、たまにはちょっと変わったドライブはいかがでしょうか!?
ちなみに元の歌はこちら。 実際に通ってみてメロディがどのくらい聞こえるのか体験してみてください♪
<琵琶湖大橋メロディロード>
住所：〒524-0101 滋賀県守山市今浜町2539
通行料：
普通 200円 大型 300円 軽自動車 150円
TEL：077-585-1129
【滋賀 番外編】乳搾り？それとも乗馬？広大な敷地で動物と触れ合える「ブルーメの丘」…の警備員さんが気になる！
「滋賀農業公園ブルーメの丘」は、ドイツの田舎町”バイエルン地方”と”農業”をテーマにしているテーマパークです。ヨーロッパの雰囲気を感じられる甲子園球場約9倍の広さがある園内は、家族連れでのんびり、またはカップルとまったりデートにも使える、とても雄大でのどかな雰囲気の天気の良い日に行きたいスポットです。
料理教室系では、ソーセージ作り、アイスクリーム作り、バター作りなど、なかなか自宅ではできない体験や、陶器の絵付けやオルゴール作りなどクラフト系など趣味に繋がるようなものなどもあるので、新たな発見が見つかりそう！
大人は乗馬、子供はポニーに乗ることが出来きますし、動物と近くで触れ合ったり餌をあげられるので小さなお子様も大喜び間違いなし！季節によってバーベキューを楽しめたり、レストランでは、バイキングなども食べられます。
一日中飽きることなく沢山あそべるブルーメの丘、調べていると…一点気になって仕方がない事が出てきました。それはこちらの警備員さん！
なんですか！この誘導！むしろダンスに近いです。
こんなにも楽しそうに誘導している警備員さんは間違いなくブルーメの丘の重要名物人物！動画を探していると「踊る警備員」で出てくるものの、どれも古い日付のものばかり。勇気を振り絞りブルーメの丘に問い合わせをしてみると…
「契約をしている警備会社が変わったので、4年前程前からその警備員はいないですねぇ。」
と、非常に残念な回答が…残念です。これだけのクオリティの持ち主なので、今もどこかで現役で活躍されていることを願います。
<ブルーメの丘>
定休日：3月～11月/無休、12月～2月/不定休
営業時間：（シーズン中）3/1～11/30 9:30～18:00、（冬期間）12/1～2/28：10:00～17:00
料金：（シーズン中）大人（中学生以上）800円 子供（4才～小学生）400円
（冬期間）大人（中学生以上）400円 子供（4才～小学生）200円
住所：〒529-1628 滋賀県蒲生郡日野町西大路843
TEL：0748-52-2611
駐車場：あり（3000台）
【滋賀5】ゆく年くる年で有名な、あの「開運の鐘」を突ける！世界文化遺産「延暦寺」
日本人が誇る世界遺産「比叡山延暦寺」といえば、年末の恒例番組である「ゆく年くる年」の除夜の鐘の荘厳なシーンが有名で、誰もが知っている場面ですが、みなさんはその「大鐘」をつくことができることをご存知ですか？
まず、「比叡山延暦寺」についてですが、実は比叡山延暦寺という名前のお寺はありません。比叡山全体が寺域となっていて、延暦寺には「三塔」と呼ばれるエリアがあります。
三塔とは「東塔」「西塔」「横川」の3箇所のことを言い、それらを総称して「比叡山延暦寺」と呼びます。比叡山三塔十六谷の中心が東塔で、ここには延暦寺の総本堂である「根本中堂」の厳格な建物があります。
御本尊秘仏薬師如来（ごほんぞんやくしにょらい）がまつられており、その宝前に1200年間守り継がれた「不滅の法灯」と呼ばれる創建以来絶やしたことがないという炎が燃えています。朝夕、燃料の菜種油を絶やさないように継ぎ足し続けていますが気を抜くと燃料が断たれて消えてしまいます。
まさに「油断大敵」。この言葉はここから出た言葉なのだとか。
そして、お目当ての「開運の鐘」は巡拝受付から根本中堂までの参道の途中にあります。一打50円。連打が禁止されているので小銭を用意して行きましょう。その雄大な音からは、なんとなくご利益があるように感じられそう。延暦寺は書院や戒壇院など多くの歴史ある建物が点在し、多宝塔、竜ヶ池などの多くの美しい見どころがあります。
また、パワースポットにとして人気があるので、観光にとしてもオススメ！
京都市内よりも気温が低い為夏場でも涼しく、霧がたっぷりとたちこめる日もあるので避暑地としても良い場所です。秋は比叡山全体が真っ赤な紅葉に包まれ、絶景を味わうことができますし、冬は京都市内よりも雪が降り積もりやすく、凛とした雰囲気を満喫することができます。
<延暦寺>
定休日：なし
営業時間：
東塔地域 通常 8:30～16:30 / 12月 9:00～16:00 / 1・2月 9:00～16:30
西塔・横川地域 通常 9:00～16:00 / 12月 9:30～15:30 / 1・2月 9:30～16:00
住所：〒520-0116 滋賀県大津市坂本本町4220
料金：
三塔共通諸堂巡拝料
大人700円 学生500円 小学生300円
国宝殿拝観料
大人500円 学生300円 小学生100円
TEL：077-578-0001
駐車場：あり
比叡山ドライブウェイ・奥比叡ドライブウェイ内、駐車場無料。
東塔駐車場 小型車270台・バス70台、
西塔駐車場 小型車75台・バス20台、
横川駐車場 小型車80台・バス10台 駐車可能
【滋賀6】こんなの見たことない！？おにぎりのドライブスルー「おにぎり亭」
ドライブ中にちょっとお腹が減った。そんな時にぱぱっと食べれるおにぎりは有り難いですよね。
実は滋賀県におにぎりのドライブスルーがあるんです！その名も「おにぎり亭」。車で買いに来る人以外にも地元の高校生や奥様も買いに来るそうですよ。
おにぎりのお値段は90〜110円とコンビニおにぎりよりも大きい割にリーズナブル！メニューも塩むすびからサケ、明太子、ツナマヨなどなど、王道メニューがズラリ。ほかにも「クリまるおにぎり」という通常のおにぎり2倍の大きさに好きな具材３つを詰め込んだBIGおにぎりがあります。
季節限定メニューなんかもあるそうなのでシーズンを変えていくのも楽しめそうですね。おにぎり亭の特徴はドライブスルーが出来るということだけではないんです！なんと、出来たてあつあつのおにぎりが食べられる！
有り難いですよね。やっぱりおにぎりは出来たてが一番美味しいですよね！また、包み紙には約2時間程、おにぎりを保湿してくれるものなんだとか。これは嬉しいです！きっと2つ食べたらお腹も心もほっこり満足することでしょう。
ぜひ小腹が減ったら「おにぎり亭へ」!!
■おにぎり亭
住所：〒520-3016 滋賀県栗東市小野547-3 田舎の元気や
電話番号：077-552-8318（１号館・レストラン・おにぎり亭）
営業時間：7:00～18:00
定休日 年中無休(年始を除く)
奈良のドライブスポット6選｜「若草山」「暗峠」「ならまち」「東大寺 大仏殿」「大神神社」「大塔コスミックパーク星のくに」
【奈良1】夜景デートなら絶対ココ！展望台からのパノラマ夜景は新日本三大夜景にも選ばれた「若草山」
新日本三大夜景でもある若草山は、若草山ドライブウェイで結ばれており、奈良公園の東端に位置しています。その三重目頂上の展望台から見るパノラマ夜景は新日本三大夜景に選定されており、大都市の夜景のような光量や派手さは無いものの、とってもロマンチックな夜景が楽しめます。
若草山から夜景を見るためには駐車場に車を停めてから4.5分程度、少し歩く必要がありますが、最後に階段を上って展望台に出た瞬間、奈良盆地の綺麗な夜景が目に飛び込んできます！視界をさえぎる物がほとんど無く、正面に生駒山、眼下に奈良市街を一望でき、遠くは京都府南部まで180度のパノラマで夜景を見渡すことができます。
展望台は22時頃までに行くと、展望スポットまでの道がライトアップで照らされているので安心ですね。
22時30分前後ぐらいになると、ライトアップが消えるので、それ以降の時間帯に行く方は足元に気をつけてください。雰囲気がいいので観光客が多く、特にカップルが目立ちますが、展望場所が広いのでのんびりと夜景を楽しむことができますよ。
市街地から近く、奈良奥山ドライブウェイを利用して気軽にアクセスでき、雰囲気も抜群ですので、一度はデートで訪れてみても損はない夜景スポットといえます。しかし、注意事項として、若草山の展望スポットまでの道中に野生の動物（鹿や猪など）が出てくることが稀にあるので、車のスピードは出さずにゆっくりと山頂まで行きましょう。出てきたとしても慌てず冷静に。
また、展望場所のすぐ隣にある鶯塚古墳からは、さらに視界が開けて200度以上のパノラマ夜景が楽しめます！昼でも芝生におおわれた散策に適した山なので、のんびり青空デートにもぴったりの場所です。
<若草山>
定休日：なし
営業時間：23時迄（12/1-3/15は22時迄）
新若草山ドライブウエイ通行料金：520円
住所：〒630-8211 奈良県奈良市雑司町469
TEL： 0742-22-0375(奈良公園管理事務所)
駐車場：あり（50台無料）
【奈良2】国道？いや酷道！対向車が来ない事を祈りながら通るマニア向けのベタ踏み坂「暗峠」
暗峠（くらがりとうげ）は、大阪府と奈良県の境にある、駒山山頂近くの峠です。
この暗越奈良街道は国道308号線なので、車で通れるとはいえ、急勾配で狭いことから、全国の坂道ファンの間では「激坂」としても有名です！通称「酷道」とまで言われていますが、山頂近くにあるだけに、夜景スポットとしても有名です。その美しさは、酷道を抜けた人だけが見れる隠れ絶景スポット！
しかし、いざ日本一の勾配率（急勾配）を誇る暗峠の坂道は、車のエンジン音の唸り声なしでは通れません。酷道と言われる理由は、平均勾配は20％で、最大勾配はなんと37％。
さらに一方通行、道幅1.3ｍという細いのうえに、S字カーブの連続。酷道好きにはたまらない道となっています。歴史的な背景も豊かな街道筋の峠でもありますが、若葉マークの方、運転に自信がない方はくれぐれも行かない方がいいです。
そんな国道308号線沿いには句碑がいくつかあります。
松尾芭蕉は1694年に暗峠を越え大坂に入りました。その途中、この暗峠で詠んだ『菊の香に くらがり登る 節句かな』の句碑が、この街道筋に建てられています。この暗峠を超えた翌月に、大阪で芭蕉は亡くなり、生涯の幕を閉じたんだとか。
そして峠から直接車では行けませんが、近くにある「ぼくらの広場」からは、なんとも言えない綺麗な夜景が広がります！その美しさは神戸の夜景に匹敵するくらいとも言われているほど。
しかし、何度も申し上げますが運転初心者は絶対に無理をしないでください！国道だと安心して行くと、後悔して引き返すことになりますよ！
<暗峠>
住所：〒577-0001
大阪府東大阪市豊浦町〜奈良県生駒市小瀬町
大阪方面より R170→R308
奈良方面より R168→R24→R308
<ぼくらの広場>
住所：〒579-8052 大阪府東大阪市上四条町1913
駐車場：なし
【奈良3】数百年前の世界にタイムスリップ？歴史ある家屋を感じながらまったり散策デート「ならまち」
奈良市の中心街より南に位置する、歴史的町並みが残る地域が「ならまち」と呼ばれており、特に女性に人気のスポットとなって賑わっています。
その理由は、江戸時代には商工都市として栄えた歴史ある家屋を改築した飲食店が数多く、散歩の途中にふらっと立ち寄れるおしゃれな雑貨屋があるという点！これは女子にはたまらない場所ですね！
もちろん昔なつかしい雰囲気が好きなカップルのデートに立ち寄る場所としてもオススメです。「え？ここお店？」と思うような隠れたスポットがたくさん点在しているので自分達のお気に入りのお店を探すのも楽しいと思います！
他にも「かまど」、階段と家具が一体となった「箱階段」など、昔の人々の知恵が活かされたインテリアはどれを見ても趣があり、古き良き日本の生活風景を感じることができます。ならまちの中に飲食店は多くあるので、どこで何を食べるか決めていなくてもブラブラしているうちに、なんとなく良さそうな所が見つかるので飽きません。
観光案内所の奈良町情報館ではレンタサイクルの貸し出しもしているので、自転車で散策するのも楽しそう！
どこをとっても、どこか懐かしさを感じさせてくれる「ならまち」を、の〜んびり散策してみてはいかがですか？
<ならまち（奈良町情報館）>
定休日：無休（年数回の臨時休業あり）
営業時間：10:00～18:00
住所：〒630-8392 奈良県奈良市中院町21
TEL：0742-26-8610
駐車場：なし
周辺駐車場：８台/リパークならまち第3（奈良県奈良市勝南院町3）
00:00-08:00/21:00-00:00 60分 100円
08:00-21:00 30分 200円
【奈良4】「The日本！」巨大な建造物に驚く無かれ！改めて行く大人の修学旅行 「東大寺 大仏殿」
奈良と言えばココ！と名前が挙げられる場所といえば「東大寺」。8世紀の奈良時代に聖武天皇が国力を尽くして建立しました。学生の時に修学旅行で行った思い出があるという方も多い思いますが、大人になってから行くと改めて日本の誇る世界遺産、世界最大級の木造建築の凄さがわかり面白い場所です。
想像を超える大きさは圧倒的な存在感で、歴史の重みを感じさせる東大寺。「これぞ日本！」それがダイレクトに体感できる大仏様の不思議。これを抑えておけば、今までとは違った視点で見ることができると思いますので是非役立ててください。
<東大寺大仏殿>
定休日：なし
営業時間：
拝観時間：4～9月は7時30分～17時30分、10月は7時30分～17時、11～2月は8時～16時30分、3月は8～17時
住所：〒630-8208 奈良県奈良市水門町100
拝観料金：500円
TEL：0742‐22‐5511
駐車場：あり
奈良県営大仏前駐車場（奈良市水門町南院畑82 / 南大門南側）
※行楽シーズンはバス専用になることもあります
GSパーク東大寺西大門駐車場(奈良市押上町6-1)
【奈良5】恋するオトメは外せない恋人の聖地＆縁結びの神様！日本最古の神社「大神神社」
大神神社は、以前、スピリチュアルカウンセラーの江原啓之さんがパワースポットとして紹介したことでも知られる神社です。
大和国一之宮 三輪明神 大神神社は古事記や日本書紀に出てくる古い社で、大鳥居は高さ32.2メートル、柱間23メートルの偉容を誇る、大鳥居です。材質は耐候性鋼板であり、耐久年数はなんと、1300年なんだとか。
ご神体の三輪山は国を開いた大物主大神（大国様）が御魂を留めたという霊山。
「パワースポット」と称されるより、はるか昔から「神の宿る山」として崇められてきた聖地です。したがって大神神社に本殿はありません…三輪山そのものが神様です！大神神社拝殿の奥は禁足地として普段は神職さえ足を踏み入れないほどの神聖な場所です。禁足地と拝殿の間には結界として三ツ鳥居と瑞垣が設けられています。
この「三ツ鳥居」の起源は不詳で、古文書にも「古来一社の神秘なり」と記され、本殿にかわるものとして神聖視されてきました。古くから一木一草にいたるまで斧で伐採することを許されていないというのだから驚きです。
摂社の狭井神社の方から山には入れますが、普段のハイキング気分で登ることは運気を下げ不敬にあたりますので注意が必要です。普通の人は往復2時間コースくらいかかるようですので、登るのであれば万全な体調、装備で行ってくださいね。ちなみにご神体は撮影禁止で、頂上で見れるものは凄いんだそうです！
さて、大神神社に行ったら抑えておきたいみどころポイントが3つ有ります。
まず最初は恋愛成就のご利益「夫婦岩」。
祓戸神社の先に「夫婦岩」というものがあります。この石はまるで夫婦が仲良く寄り添うかのように二つの岩が祀られています。大物主大神と人間の女性の恋物語があり「赤い糸をたどると、三輪の社まで続いていた」という伝説が残っています。それにより、縁結びや夫婦和合のご利益があると人気の場所です♪
大神神社の祭神は「因幡の白うさぎ」を助けたことでも知られる大物主大神です。
そのことからも兎と縁が深く、絵馬にも描かれているほどです。参集殿の玄関には「なでうさぎ」と呼ばれる兎が置かれており、この兎を撫でると、運気アップに加えて、なでた部分の体の痛みをもとってくれるのだとか。
今にもピョーンと飛んでいてしまいそうな「なでうさぎ」は皆になでられていつもピカピカで思わず触れたくなります。
3つ目に、三輪の御神体の入り口がある狭井神社の拝殿の脇に湧き水があります。ここの湧き水は三輪山を水源とする湧き水の「薬井戸」がある社寺として有名です。この水は古くから「くすり水」として信仰され、万病に効く神水といわれています。
いまでも全国から健康祈願の参拝者が多く訪れています。この水で喉を潤せば疲れが一気に吹き飛んでしまいそうですね。持参したペットボトルに入れるのもOKです。しかし、当然ですが、大量に持ち帰るのはNGです。
三輪の地には、まだたくさんの見どころがあります。近くで言えば久延彦神社があります。名産品である「三輪素麺」を食べてみてください。
実際に行って見ると、「聖域」と言われることに納得できるほどのパワーがある場所です。なんせ明治まで入山を許可されていなかったということなので、古来から現代まで本当に大切に扱われてきた場所だというのがわかりますよね。
きっと霊感がない人でも、何かを感じられる場所だと思います。
<大神神社>
住所：〒633-0001 奈良県桜井市三輪1422
TEL：宝物収蔵庫は9:30～15:30 ※15:30まで受付
駐車場：あり/ニの鳥居駐車場 約20台(他にもあり)
【奈良6】満天の星空を感じてお泊り！「大塔コスミックパーク星のくに」
奈良県下で唯一天文台を有する宿泊「星のくに」のある大塔町は、近畿の屋根と呼ばれる大峰山脈の豊かな緑の中、夜になれば満天の星空が輝き、大自然を感じることができる人気のスポットです。
大型の鏡直径45㎝反射望遠鏡を設置する天文台や40㎝のシュミットカセグレン望遠鏡を備えた第2天文台も完備しています。その他プラネタリウムや、建物内で天候を気にせず楽しめる「バーベキューハウス」、美肌効果もあるといわれる大塔温泉「星乃湯」も併設されています。
もっと遊びたいという方には宿泊がオススメ！ロッジ・ログキャビン・天体ドーム付きバンガローなどがあり、泊まり方を選ぶことが出来ますよ。宿泊客向けに、夜の天体観測会が行われているので、天文指導員の解説を聞きながら、じっくりと星空を眺めることができます。
たまには自然鑑賞をするのもいかがでしょうか。ここは大人から子供まで自然を満喫できることができるスポットといえますね。
■大塔コスミックパーク星のくに
住所：〒637-0417 奈良県五條市大塔町阪本249
TEL：0747-35-0321
定休日：水曜日（祝日の場合は翌日。春・夏休みは水曜日休み
・ プラネタリウム 大人５００円 小人３００円
・ 主天文台 大人540円 子供330円
・ 第２天文台 大人540円 子供330円
・ 夢の湯 大人600円 小人300円
・BBQ テーブル１卓 2,700円
・宿泊料金（繁忙期（正月、GW、お盆等）は＋3150円）
ドーム付きバンガロー 基本料金（５名まで） 25,200円
６名以上１名追加ごとに ＋2,100円
・ログキャビン
定員各６名 一棟 15,750円
駐車場：有り ５０台/無料
