様々な文化や芸術、キャラクター、作品、企業、ブランドなどを腕時計に落とし込み、腕時計の可能性を広げるコラボレーションモデル。人気のものは、発売後すぐに完売してしまうほどである。現代アーティストである村上隆氏とウブロのコラボモデルもそのひとつで、2021年1月に発表されたコラボレーションウオッチは、瞬く間にコレクターズアイテムとなった。そんな大人気のコラボレーションウオッチの第2弾“クラシック・フュージョン タカシムラカミ サファイアレインボー”の情報が届いたため、詳細とその魅力についてお伝えしていきたい。
クラシック・フュージョン タカシムラカミ サファイアレインボー

村上隆氏の“Kawaii(カワイイ)”世界を時計に落とし込むために、“クラシック・フュージョン タカシムラカミ サファイアレインボー”を発表。発売後即コレクターズアイテムとなった前作に続き、本モデルも同氏の作品を象徴する”お花“をモチーフ制作されている。今回は“ブラック”ではなく、透明感をともなう“カラー”で同氏の世界観を表現した。
この新しい芸術作品のため、ウブロの工房の技術者たちは、アーティストの作品とニヨンの時計職人の精巧なメカニズムの両方を堪能することができる、透明でユニークな環境を作り出した。クラシック・フュージョンの特徴を踏襲した直径45㎜のケースには、ウブロが開発した技術的偉業であるサファイアクリスタルが採用されている。

お花は文字盤から浮かび上がるような立体的なフェイスの上で、愛らしい笑顔を見せながら12枚の色とりどりの花びらが周りを回っている。 このカラフルな色合いは、ルビー、ピンクサファイア、アメジスト、ブルーサファイア、ツァボライト、イエローサファイア、オレンジサファイアなど、虹色を表現する487個の石をセットすることで実現した。ウブロのエンジニアが特別に開発したボールベアリングシステムにより、サファイアクリスタルの下で花びらが回転し同氏の世界観に命を吹き込んでいる。

本モデルの心臓部には、ニヨンの時計職人が開発したキャリバーHUB1214からストップウオッチ機能を取り除いたムーブメントが搭載されており、約72時間のパワーリザーブを備えている点も見逃せない。
現代美術ファンを魅了する本モデルは、世界100本限定レアピースとなっている。

村上隆氏は本モデルに対して「ウブロとのパートナーシップにより、私は自分の創造性を全く新しいメディアで表現することが できました。ウブロの熟練した技術者たちが、私のインスピレーションの可能性を広げ、 その結果、レインボーカラーを使ったこの新しいタイムピースが生まれたのです」とコメントを寄せた。

この特別なコラボレーションウオッチをチェックしてみてはいかがだろうか。
【問い合わせ先】
LVMHウォッチ・ジュエリー ジャパン ウブロ
TEL.03-5635-7055
文◎川田健人(編集部)
提供元・Watch LIFE NEWS
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