用意するもの

・3枚におろしたサカナ(今回はアジ2尾分)
・しょうゆ 50ml
・みりん 50ml
・塩 少々
・ごま お好みで
・バット (あれば)
・天日干しネット (あれば)

1:切り身に塩を振る

3枚におろしたあじにふり塩をします。

しばらくおくと水分が出てくるのでキッチンペーパーなどでよくふき取っておきましょう。

2:調味液に付ける

ボウルやタッパー、ジップ付き袋などなんでもいいので、調味料を容器に入れ混ぜ合わせる。

この時、切り身が調味料にしっかりとつかることが大事です。

このまま半日から1日冷蔵庫で保管しましょう。

3:天気がよい日に天日干しをする

お天気がよい日を選んで、天日干し用のネットか、ザル、新聞紙に切り身を並べ、天日干しします。

大体20度程度の気温であれば2時間ほどでOK。

夏は太陽の日罪が強いためもっと時間を短くしても大丈夫ですが、冬場は反対に少し長めに乾燥させるのがベターでしょう。

作るときのコツ

美味しいみりん干しをつくるコツは、わたや血をサカナに残さないことが大切です。

また、天気の良い日を選びしっかり干すこと。雨の多い梅雨の時期などは乾燥させている間に腐ったりカビが生えてしまうこともあります。

釣魚の「みりん干し」を作る方法 自宅でも簡単にチャレンジ可能
(画像=レアめのみりん干し(出典:PhotoAC)、『TSURINEWS』より 引用)

乾燥の目安ですが、どのようなみりん干しの食感を楽しみたいかで変わります。身のふっくらした食感を楽しみたい場合は、調味料のべた付きが残る程度で下げてOKです。

歯ごたえのある食感を楽しみたい場合はさらに天日干しを続けて完全に乾かしてしまいましょう。

保存期間も長め

でき上がったみりん干しはきれいな保存袋に入れて冷蔵庫で保管しましょう。冷蔵庫だと3日くらいは問題なく保存できますが、その先は傷まないかちょっと心配になってきます。

それよりも長期の保存を希望する場合は冷凍にするといいでしょう。冷凍なら2週間程度はそのままの美味しさを保つことが出来ますよ。

みりん干しは簡単

みりん干しと聞くと、「スーパーで購入するもの」「港の鮮魚市場で購入するもの」というイメージが強いかもしれませんが、実は工程数も少なく非常に簡単に自宅で作ることが出来ます。

「干物には干すためのネットが必要?」のような先入観をお持ちの方もいるかもしれませんが、そんなことは一切ありません。キッチンペーパーの上でも簡単に作ることは出来ます。

ぜひこの機会に余ったサカナで新しい調理にチャレンジしてみて下さい。

<近藤 俊/サカナ研究所>

提供元・TSURINEWS

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