こんにちは。t.taniguchiです。
長野県は山国ですが、山の間の盆地や谷を縫うように、意外と様々な路線が走っています。(もちろん、東京などの都市圏ほどではありませんが。)
さて、そんな長野県の市町村の中で、もっとも多くの鉄道駅があるのはどこの市町村でしょうか。
県庁所在地である長野市でしょうか。もっとも面積の広い松本市でしょうか。
答え:長野市と松本市が同率1位
なんと、長野市と松本市が同率1位です。長野市にある駅は20駅、松本市にある駅も20駅です。
なにかと対立しがちな長野市と松本市、鉄道の駅数は引き分けです。
なお、余談ですが、『駅』の数え方(助数詞)は色々ありまして、この記事では「駅」を採用しています。
日常会話だと「つ」「駅」が使われることが多いでしょうか。(例:上野駅まであと5つだ。東京駅まではあと6駅だ。)
一方、古来の宿場を表す『駅』だと単位は「次」になります。(例:東海道五十三次)
さて、長野県の鉄道駅に話を戻します。
ここでもう一つ問題です。長野市と松本市に鉄道駅が多い理由はなんでしょう。
正解は、それぞれの市内を走るローカル線の存在です。
長野市内には『長野電鉄長野線』、松本市内には『アルピコ交通上高地線』というローカル線が走っており、それぞれ駅数を稼いでいます。
2012年までは長野市内を『長野電鉄屋代線』が走っており、市町村別駅数は長野市が単独1位でした。
しかし、2012年4月の屋代線廃止と共に、長野市と松本市は同率1位となりました。
この先、鉄道路線が新設される可能性は低いですが、どちらかの市内に新駅が誕生するか注目です。
なお、3位は『上田電鉄別所線』の走る上田市(18駅)です。ローカル線の走る市町村は、駅が多くなりがちです。
4位は日本屈指の秘境鉄道『JR飯田線』が走る飯田市(15駅)。飯田市はリニア中央新幹線の駅が開業する予定なので、近い将来16駅になる予定です。
5位は『JR篠ノ井線』と『JR大糸線』が走る安曇野市(11駅)。それほど広くない市ですが、松本駅を出てすぐに分岐する篠ノ井線と大糸線の両路線の駅があるため、駅数が多くなっています。
提供元・QUIZ BANG
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