
セルティックは今冬の移籍ウィンドウで横浜F・マリノスの日本代表FW前田大然(24)、川崎フロンターレの日本代表FW旗手怜央(24)、ガンバ大阪の元日本代表MF井手口陽介(25)を獲得すると噂されている。ただ、オーストラリア国内ではセレッソ大阪に所属するオーストラリア代表FWアダム・タガート(28)の獲得を推す声が上がっているようだ。11日、英紙『デイリーレコード』が伝えている。
タガートはフラムやスコティッシュ・プレミアシップ(スコットランド1部)のダンディー・ユナイテッドなどをへて、2019年2月にKリーグ1(韓国1部)の水原三星へ完全移籍。Kリーグ1で得点王のタイトルを獲得すると、昨年12月に水原三星からセレッソ大阪へ完全移籍により加入していた。
しかし、セレッソ大阪では元日本代表FW大久保嘉人(39)がレギュラーに定着していたほか、FW加藤陸次樹(24)の台頭もあり、タガートは東京五輪開催による中断期間直前まで出場機会を得られなかった。その後、8月9日に行われたJ1リーグ第23節・ベガルタ仙台戦からリーグ戦5試合連続で先発出場するなど徐々に出番を増やしていたが、10月27日開催の天皇杯準々決勝・名古屋グランパス戦で左ヒザ前十字じん帯を損傷。先月8日に母国オーストラリアで手術を行い、全治2か月と診断されている。
その中、シドニーFCの指揮官として、1990年代後半にサウス・メルボルンFCを率いていたポステコグルー監督と対戦したローリー・マッキーナ氏は、『デイリーレコード』の取材に対応。現在セルティックを率いるポステコグルー監督の注目すべき選手として「タガートを獲得すべきだね。彼はまさにアンジェがまだ持っていないタイプのフィニッシャーだ。アジアの強豪リーグで実績を残している。彼はつねに適切な場所にいるよ」とコメントを残した。
なお、マッキーナ氏は中国スーパーリーグの上海海港(旧上海上港)に所属するオーストラリア代表MFアーロン・ムーイ(31)の獲得も推奨している。日本人選手が相次いでセルティックへ移籍する可能性がある中、セレッソ大阪での1年目を終えたタガートの動向にも注目が集まる。
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