愛媛県松山市は、2021年度から道後温泉本館保存修理工事(後期)とともに始まった活性化事業「みんなの道後温泉 活性化プロジェクト」の一環として、道後温泉を幻想的なアートで彩り、イルミネーションなどを実施する。

蜷川実花さんが装飾! 年末年始は幻想的な「道後温泉」へ
(画像=(c)mika ninagawa, Courtesy of Tomio Koyama Gallery / dogo2021、『BCN+R』より 引用)

 道後温泉別館 飛鳥乃湯泉(あすかのゆ)では、写真家・映画監督の蜷川実花さんの花の写真約230点を中庭に設置。蜷川さん初となる、屋外の床面にも写真を用いた大規模なインスタレーションを展開する。2種類のオリジナル提灯で広場を装飾し、昼夜で異なる雰囲気が楽しめる。

蜷川実花さんが装飾! 年末年始は幻想的な「道後温泉」へ
(画像=(c)mika ninagawa,Courtesy of Tomio Koyama Gallery / dogo2021、『BCN+R』より 引用)

 また、松山市在住のテクニカルイラストレーター・隅川雄二さんが、道後温泉の歴史絵巻をテーマにした作品「道後温泉五如(ごしき)団子」を公開。だまし絵の技法を生かしたイラストは、フォトブースとしても楽しめる。

蜷川実花さんが装飾! 年末年始は幻想的な「道後温泉」へ
(画像= 道後温泉 つもりの愉(ゆ)」-(c)yuji sumikawa / dogo2021、『BCN+R』より 引用)

 マルチメディアデザイナーの尾野光子さんが、「人」の顔と湧き上がる温泉の「泡」をモチーフにしたキャラクターが登場する2種類のARコンテンツを公開。本館からあふれ出る熱気をイメージしたAR作品を楽しむことができる。

蜷川実花さんが装飾! 年末年始は幻想的な「道後温泉」へ
(画像=「みんなの道後温泉 活性化プロジェクト」、『BCN+R』より 引用)

 さらに、今まで手塚治虫「火の鳥」のラッピングアートが施されていた道後温泉本館の素屋根が大竹伸朗さんの作品に変わり、新たな道後温泉のシンボルが登場する。

 このほか、2011年の東日本大震災をきっかけに、「人々に笑顔を」という思いで始まった参加型アートプロジェクトであるイルミネーション作品「ひかりの実」を展開。参加者が「笑顔」のイラストを描いた果物袋にLED電球を詰め、いろとりどりの笑顔が道後公園の夜を彩る。

提供元・BCN+R

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