元栃木ユウリにJリーグからオファー!クラブ幹部が明言「本人は残留を望んでいるが…」
(画像=栃木SC 写真提供: Gettyimages、『Football Tribe Japan』より 引用)

明治安田生命J2リーグの栃木SCに在籍していたブラジル人MFユウリ・リマ・ララ(27)は、来年に再びJリーグでプレーする可能性があるようだ。10日、ブラジルメディア『グローボ』が伝えている。

 同選手はオラリアACやECバイーア、セントロ・スポルチーヴォ・アラゴアーノ(CSA)などブラジル国内クラブをへて、2019年8月にECバイーアから栃木SCへレンタル移籍。J2リーグでは10試合に出場して1ゴールをマークしていたが、2019シーズン終了後にECバイーアへ復帰していた。そして昨年8月にECバイーアを退団してオエステFCへ移籍。今年6月にCSAへ復帰すると、今季はカンピオナート・ブラジレイロ・セリエB(ブラジル2部)で38試合中27試合で先発出場し、3ゴール1アシストをマーク。本職のボランチのみならず、右サイドバックでも起用される中で結果を残している。

そんなユウリは『グローボ』のインタビューに応じると、自身の去就に関して「僕はいつもCSAに残りたいということをみんなにはっきりと伝えてきた。今シーズンはとても疲れたし、オフに入ってから数日間は妻と一緒に旅行しているね。ただ、代理人やCSAにはマセイオに戻りたいという希望を伝えているよ」と残留を望んでいることを明かしていた。

 しかし、CSAの幹部は同選手について「我々はすでにユウリと交渉を行っているし、本人はCSA残留を望んでいる。だが、日本のクラブからオファーがあり、ドルによる支払いとなっているため、残留は難しくなっている。ただ、交渉自体はまだ続いている」とコメント。ユウリ獲得に乗り出しているJリーグクラブの存在を明らかにしている。

 なお、現時点でJリーグクラブからの提示額など、具体的な内容については明らかになっていない。中盤でのボール奪取力に定評のあるユウリだが、どのJリーグクラブがオファーを提示したのか気になるところだ。

提供元・Football Tribe Japan

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