
セルティックに所属する日本代表FW古橋亨梧(26)は9日、UEFAヨーロッパリーグ(EL)グループステージ最終節・レアル・ベティス戦で負傷退場した。これについて、セルティックOBのクリス・サットン氏はアンジェ・ポステコグルー監督の起用法に苦言を呈している。9日、スコットランド・グラスゴーの地元紙『ザ・ヘラルド』が伝えた。
ポステコグルー監督はセルティックがELグループステージでの敗退が決まっていたこともあり、レアル・ベティス戦でターンオーバーを実施。古橋亨梧やイングランド代表GKジョー・ハート(34)など、複数の主力選手がベンチスタートとしていた。
しかし、今季ここまで出場機会に恵まれなかったスイス代表FWアルビアン・アイェティ(24)が28分に負傷退場。指揮官は急きょ古橋亨梧をピッチに送り出したものの、その古橋亨梧も71分に負傷退場した。
これについて、現役時代に元日本代表MF中村俊輔(43)とともにセルティックでプレーした経験を持つサットン氏は「セルティックのガッツある勝利を見せてくれた。見事な努力と意欲だ。だが、キョウゴ(の起用について)はリスクを冒す価値がなかった。この先1ヶ月は大変な時期だ。起用可能な選手の数が少ない。来年1月までの数週間、アンジェ・ポステコグルーとチームのためにサポートが必要だ!」とコメントを残している。
なお、セルティックは古橋亨梧とともに前線の主力を担っているポルトガル人FWジョタ(22)がすでに戦列を離れている。来年1月2日のレンジャーズとのダービーマッチまで、およそ20日間で7試合を消化するというハードスケジュールの中、攻撃陣の核となる古橋亨梧の負傷状況が心配される。
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