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星の形は障害物の形状に依存していた

星の形は障害物の形状に依存していた

さて、これまでの現象と同じで、十字の隙間または障害物があれば、光の回折によって元々円形または点の光源も十字に広がって見えます。

星は球体なのに「☆」なのはなぜ?
(画像=十字の障害物は、光源を十字に広げて見せる / Credit:minutephysics、ナゾロジー』より 引用)

つまり、星の見え方は、光が私たちの目に届くまでに干渉を受ける障害物の形状に依存していると言えるのです。

例えば、非常に有名なハッブル宇宙望遠鏡の写真は、ハッブル望遠鏡のレンズという障害物を経由しています。

星は球体なのに「☆」なのはなぜ?
(画像=ハッブル宇宙望遠鏡のレンズには十字の支柱がある / Credit:minutephysics、ナゾロジー』より 引用)

そのため、星の映像はハッブル望遠鏡を支える十字型の支柱の影響を受けて撮影されることになるのです。

星は球体なのに「☆」なのはなぜ?
(画像=ハッブル望遠鏡によって撮影された星は十字型 / Credit:minutephysics、ナゾロジー』より 引用)

ここまでくると、次の写真がどのような経口部をもつカメラによって撮影されたか容易に想像できますね。

星は球体なのに「☆」なのはなぜ?
(画像=写真の光源の見え方からカメラの構造が分かる / Credit:minutephysics、ナゾロジー』より 引用)