
東京ヴェルディの下部組織出身である元U20日本代表MF藤本寛也(22)は現在、プリメイラリーガ(ポルトガル1部)のジル・ヴィセンテでプレーしている。その中、ポルトガル紙『A BOLA』は9日、藤本寛也に関する両クラブの取引内容について報じた。
藤本寛也は2018年に東京ヴェルディの下部組織からトップチームへ昇格。昨季途中まで東京ヴェルディでプレーすると、昨年8月にジル・ヴィセンテへ1年レンタルにより加入。海外挑戦1年目の昨季、序盤はベンチを温めることが多かったが、リーグ戦27試合、カップ戦4試合でピッチに立ち1ゴール3アシストをマークしていた。
そして同選手はジル・ヴィセンテ幹部から高い評価を受けると、レンタル期間が来年6月まで延長。今季はここまでリーグ戦全13試合に先発出場するなど、主力として活躍。今月5日に行われたファマリカンとのダービーマッチでは先制ゴールをあげて勝利に大きく貢献していた。
『A BOLA』は藤本寛也がジル・ヴィセンテにとって必要不可欠な存在になっていると主張した上で、ジル・ヴィセンテが来年6月までに買い取りオプションを行使する可能性があると報道。また、買い取りオプション行使の場合には、ジル・ヴィセンテ史上最高額での獲得になると伝えている。
なお、ドイツの移籍情報サイト『トランスファー・マルクト』によると、ジル・ヴィセンテはこれまで大半の選手をフリーにより獲得している。また、2004年夏にベンフィカからレンタル料10万ユーロ(約1300万円)でMFエドニルソンを獲得しているが、これがクラブ歴代最高額となっている。
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