湘南オリベイラ急逝で「オミクロン株」の影響が!遺体が母国に戻らず…
(画像=湘南ベルマーレのサポーター 写真提供: Gettyimages、『Football Tribe Japan』より 引用)

 明治安田生命J1リーグの湘南ベルマーレでプレーしていたブラジル人のオリベイラ選手は先月23日、23歳という若さで亡くなっている。この突然の別れはJリーグ界に衝撃をもたらしていたが、死後から2週間以上が経過した今もなお、オリベイラ選手の遺体が母国に戻っていないようだ。8日、ブラジルメディア『Assis City』が伝えている。

 オリベイラ選手は昨年10月にFC大阪での期限付き移籍を終えて湘南ベルマーレに復帰。今季はJ1リーグ2試合、YBCルヴァンカップ8試合に出場していたが、今月23日午前0時頃に急性うっ血性心不全により死亡。このオリベイラ選手の急逝をうけて、湘南ベルマーレでチームメイトだったブラジル人FWウェリントン(33)をはじめ、多くのJリーガーがSNSを通じて自身の思いを明かしている。

 その中、『Assis City』の報道によると、オリベイラ選手の遺体は現在もまだ日本にあるとのこと。先週にブラジルに到着予定だったものの、世界中で新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の感染が拡大していることをうけて、多くの航空便が欠航しており、現時点でも日本にあるという。

 なお、Jリーグでは先月末に行われたリーグ戦各試合のキックオフ前に、オリベイラ選手に哀悼の意を表するため黙とうが捧げられている。故郷ブラジルにいる家族がまだオリベイラ選手と対面できていないだけに、Jリーグにかかわるすべての人々が、できる限り早く遺体が母国に搬送されることを願っているはずだ。

提供元・Football Tribe Japan

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