12月4日に幕を閉じた2021明治安田生命J1リーグ。川崎フロンターレ（勝点92）が2位の横浜F・マリノス（勝点79）と大きく差をつけ、見事に2連覇を果たした。2020シーズンの「降格なし」特例ルールにより、今季のJ1は18クラブから20クラブに増加。4クラブが降格するという厳しい条件での戦いの中、残留を決められなかったのは、徳島ヴォルティス、大分トリニータ、ベガルタ仙台、横浜FCとなった。
そんな2021シーズンにも多くの得点が生まれた。23ゴールで得点王に輝いたのは、川崎フロンターレのレアンドロ・ダミアンと横浜F・マリノスの前田大然だ。2人は12月6日に開催された「2021Jリーグアウォーズ」で、今季のベストイレブンにも選ばれている。
ここでは、あらゆるポジションの選手を含め、年俸と得点数の割合にフォーカスしてみよう。単純に年俸額を得点数で割ったコストパフォーマンスの面では、どの選手が最も安価な得点で所属クラブに貢献しただろうか。“得点コスパランキング”を算出してみた。（シーズン中に5得点以上を決めた選手を対象とし、年俸不明選手を除く）
58位：アンドレス・イニエスタ（5億4,167万円／1得点）
所属クラブ：ヴィッセル神戸
年齢：37歳
ポジション：MF
試合数：23
得点数：6
年俸：32億5,000万円
1得点あたりの価格：約5億4,167万円
57位：ドウグラス（2,857万円／1得点）
所属クラブ：ヴィッセル神戸
年齢：33歳
ポジション：FW
試合数：21
得点数：7
年俸：2億円
1得点あたりの価格：約2,857万円
56位：レアンドロ・ペレイラ（2,600万円／1得点）
所属クラブ：ガンバ大阪
年齢：30歳
ポジション：FW
試合数：24
得点数：5
年俸：1億3,000万円
1得点あたりの価格：2,600万円
53位：山口蛍（2,000万円／1得点）
所属クラブ：ヴィッセル神戸
年齢：31歳
ポジション：MF
試合数：32
得点数：5
年俸：1億円
1得点あたりの価格：2,000万円
53位：柿谷曜一朗（2,000万円／1得点）
所属クラブ：名古屋グランパス
年齢：31歳
ポジション：FW
試合数：36
得点数：5
年俸：1億円
1得点あたりの価格：2,000万円
横浜F・マリノスFW杉本健勇 写真提供： Gettyimages
53位：杉本健勇（2,000万円／1得点）
所属クラブ：横浜F・マリノス（7月まで浦和レッズ）
年齢：29歳
ポジション：FW
試合数：27
得点数：5
年俸：1億円
1得点あたりの価格：2,000万円
52位：エウベル（1,400万円／1得点）
所属クラブ：横浜F・マリノス
年齢：29歳
ポジション：FW
試合数：37
得点数：5
年俸：7,000万円
1得点あたりの価格：1,400万円
51位：宇佐美貴史（1,333万円／1得点）
所属クラブ：ガンバ大阪
年齢：29歳
ポジション：FW
試合数：38
得点数：6
年俸：8,000万円
1得点あたりの価格：約1,333万円
50位：クリスティアーノ（1,286万円／1得点）
所属クラブ：柏レイソル
年齢：34歳
ポジション：FW
試合数：31
得点数：7
年俸：9,000万円
1得点あたりの価格：約1,286万円
49位：家長昭博（1,250万円／1得点）
所属クラブ：川崎フロンターレ
年齢：35歳
ポジション：MF
試合数：37
得点数：8
年俸：1億円
1得点あたりの価格：1,250万円
48位：犬飼智也（1,200万円／1得点）
所属クラブ：鹿島アントラーズ
年齢：28歳
ポジション：DF
試合数：29
得点数：5
年俸：6,000万円
1得点あたりの価格：1,200万円
47位：ウェリントン（1,167万円／1得点）
所属クラブ：湘南ベルマーレ
年齢：33歳
ポジション：FW
試合数：26
得点数：6
年俸：7,000万円
1得点あたりの価格：約1,167万円
46位：土居聖真（1,083万円／1得点）
所属クラブ：鹿島アントラーズ
年齢：29歳
ポジション：MF
試合数：36
得点数：6
年俸：6,500万円
1得点あたりの価格：約1,083万円
42位：小林悠（1,000万円／1得点）
所属クラブ：川崎フロンターレ
年齢：34歳
ポジション：FW
試合数：33
得点数：10
年俸：1億円
1得点あたりの価格：1,000万円
42位：レアンドロ（1,000万円／1得点）
所属クラブ：FC東京
年齢：28歳
ポジション：MF
試合数：22
得点数：7
年俸：7,000万円
1得点あたりの価格：1,000万円
