鹿島エヴェラウドに新たな移籍先候補が!今冬退団が既定路線と海外報道
(画像=鹿島アントラーズのホーム 県立カシマサッカースタジアム 写真提供: Gettyimages、『Football Tribe Japan』より 引用)

 明治安田生命J1リーグの鹿島アントラーズに所属するブラジル人FWエヴェラウド(30)は来季、カンピオナート・ブラジレイロ・セリエB(ブラジル2部)の舞台でプレーするかもしれない。7日、ヴァスコ・ダ・ガマの専門サイト『AC!』が伝えている。

 エヴェラウドは、昨年1月にリーガMX(メキシコ1部)のケレタロから鹿島アントラーズへ完全移籍。昨季はJ1リーグ33試合に出場し18ゴールをあげると、Jリーグベストイレブンにも選出。カルロス・ザーゴ前監督のもとで不動のストライカーとしての地位を確立していた。しかし、今季は東京五輪終了後から先発での出場機会が減少。8月25日の第26節・清水エスパルス戦以降はリーグ戦でわずか1試合の先発出場にとどまったほか、シーズン通して1得点に終わっていた。

 そんなエヴェラウドは昨季終了後に中国移籍の噂が飛び交ったものの、鹿島アントラーズと2022年1月までの新契約を締結。また、同選手の代理人は今年5月にブラジルメディアのインタビューに応じた際、契約内容に500万ドル(約5億4000万円)の契約解除条項が盛り込まれていることを明かしていた。

 しかし、同選手は今シーズン結果を残せていないこともあり、契約を更新することなく鹿島アントラーズを退団する可能性が高いと、11月24日になってブラジルメディア『MERCADO DA BOLA』が報道。移籍先候補にはカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のコリンチャンスやサントスが挙がっていたが、『AC!』はヴァスコ・ダ・ガマがFWヘルマン・カノ(33)の後釜としてエヴェラウド獲得に向かう可能性があると主張している。

 なお、ヴァスコ・ダ・ガマは昨季にブラジル1部で17位に終わり2部へ降格。今季は序盤に勝ち点を積み重ねたものの、8月中旬に3連敗。そして10月下旬以降から今季最終戦までは3分5敗と白星から見放され、1部復帰を果たせなかった。

提供元・Football Tribe Japan

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