
明治安田生命J1リーグの湘南ベルマーレに所属するブラジル人FWウェリントン(33)は、今冬残留の意思を明かした。7日、ブラジルメディア『LANCE!』が伝えている。
同選手は2013シーズン途中に湘南ベルマーレに加入すると、翌2014シーズンにJ2リーグで20ゴールをマーク。その後は一度母国ブラジルに戻ったが、2015年にアビスパ福岡に加わると、J1リーグ昇格に貢献している。2018年にはヴィッセル神戸に加入していたが外国籍選手の枠の兼ね合いもあり、2019シーズン終了後に退団。再びブラジルへ帰国したものの、今季から湘南ベルマーレに復帰している。
そして4月25日に行われたJ1リーグ第11節・清水エスパルス戦で湘南ベルマーレでの復帰初戦を飾るとともに、今季初ゴールをマーク。その後も主力としてリーグ戦で26試合に出場し、10月16日開催の第32節・サガン鳥栖戦でJリーグ通算200試合出場を達成。清水エスパルスや徳島ヴォルティスなど複数クラブとのJ1残留争いを強いられる中、最終節・ガンバ大阪戦でのJ1残留達成に貢献していた。
そんなウェリントンは、『LANCE!』のインタビューにおいて「再びチーム内でトップスコアラーになれてとても嬉しいね。センターフォワードとしてゴールを決めることが僕の任務だし、その任務を果たすことができたときは、いつも満足しているよ。J1に残留できたし、良いシーズンだったね」と湘南ベルマーレでのシーズンを振り返っている。
また、自身の去就について問われると「来年はチームメイト全員と一緒にプレシーズンを過ごすことになるだろうね。それがすべての違いを生むのさ。僕のパフォーマンスが向上して、素晴らしいシーズンになることを確信しているよ」と湘南ベルマーレ残留をほのめかすコメントを残した。
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