横浜市は12月1日から、WEDが提供するレシート買い取りアプリ〈ONE〉を活用し、利用者が飲食店で食事などをした際のレシートを投稿すると、利用金額の5%分をポイント還元する飲食店利用促進事業「レシ活チャレンジ」を始めた。期間は2022年2月28日までだが、予算上限額に達した場合は、その時点で終了となる。

 同事業は、営業時間短縮や休業に応じた市内の飲食店を支援するためのもので、対象となるのは、神奈川県の「感染防止対策取組書 (業態:飲食店等)」を店内に掲示し、店名と住所 (もしくは市外局番045を含む電話番号)、日付が印字されたレシートを発行 (手書きの領収書は対象外)している横浜市内の飲食店となり、飲食店側から登録などの手続きをする必要はない。イートインだけでなくテイクアウトとデリバリーでもポイントを還元する。

 ポイント還元を受けるための投稿方法は、イートイン・テイクアウトとデリバリーで異なり、イートンとテイクアウトの場合は店内に掲示している「感染防止対策取組書」の撮影が必須となる。

【イートイン/テイクアウトでの利用方法】
① 横浜市内の対象飲食店で食事またはテイクアウトする
② アプリを立ち上げ、店舗に掲示されている「感染防止対策取組書」を撮影・投稿
③ 会計時の「レシート」を撮影・投稿
④ 撮影後の「アンケート」に回答
⑤ 応募ボタンが押せるようになるのでタップ
⑥ 2週間程度でレシート記載の利用金額の5%分還元(小数点以下は切り捨て)

【デリバリーでの利用方法】
① 横浜市内の対象飲食店でデリバリー
② 商品と一緒に届いた「レシート」もしくはスマホでの注文完了時の画面「スクリーンショット」のどちらかを撮影・投稿
③ 撮影後の「アンケート」に回答
④ 応募ボタンが押せるようになるのでタップ
⑥ 2週間程度でレシート記載の利用金額の5%分還元(小数点以下は切り捨て)

 また、対象となる飲食店向けに「レシ活チャレンジ」対象店舗であることを伝えるポスター・チラシ・ステッカーのデータをレシ活チャレンジ説明サイトで無料配布している。

飲食レシート投稿で5%分ポイント還元し市内飲食店の利用促進【横浜市】
(画像=『FOOD FUN!/外食産業新聞社』より引用)

 WEDは「ユーザーに積極的な利用を促したい店舗は、神奈川県の『感染防止対策取組書 (業態:飲食店等)』をわかりやすい場所に掲示し、上記ポスターなどを活用してほしい」としている。

文・森正 隆太郎/提供元・FOOD FUN!/外食産業新聞社

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