シュトゥルマンスキーの前身であるポレオット社は、かつて旧ソビエト連邦の軍用時計を手がけるなど、多くの実績を残してきた。こうしたポレオット社のアーカイブを現代によみがえらせた復刻モデルも、今日のシュトゥルマンスキーが注力しているコレクションだ。
このたび新たに復刻されたのは、1970年代に開発された本格ダイバーズウオッチの“アンフィービア”。このモデル名は日本語で“両生類”を意味しており、水中でも使用できるダイバーズウオッチにふさわしく、それでいて捻りの効いたネーミングとなっている。

また針やインデックスなど、随所にソビエトデザインを取り入れた、その文字盤デザインもユニークで面白い。スイスブランドとはまた違った魅力的な表情で、クセになること間違いなしだ。加えて見逃せないのはミネラルガラス風防や樹脂製ベゼルなど、一部に当時のモデルと同じ素材を採用することで、適度なヴィンテージ感をプラスしている点。最近のダイバーズウオッチとして珍しい38mm径という小振りなサイズともあいまって非常に良い雰囲気にまとまっている。

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文◎堀内大輔/写真◎笠井 修
提供元・Watch LIFE NEWS
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