あるクレジットカードのデザインに、ネット民が困惑している。楽天カード株式会社と株式会社ゆうちょ銀行が連携し、「楽天カード ゆうちょ銀行デザイン」および「楽天カード ゆうちょ銀行お買いものパンダデザイン」の申込受付・発行を12月1日から開始した。しかし、このクレジットカードのデザインが「どうしてこうなった」と言いたくなるほど、クセがすごいのである。
“ゆうちょ感”は薄くできなかったのか?「よく見れば楽天クレカ」レベルのデザイン
こちらが話題の楽天カードゆうちょ銀行デザインのクレジットカードだ。この説明の時点でややこしいが、もっとややこしいのは見た目だ。「どう見てもゆうちょのキャッシュカード」状態。
楽天カード側も、この間違えやすさを危惧してか、申し込みするホームページでは、赤文字でわざわざ「※本カードにキャッシュカード機能は付帯しておりません。」と注意書きをしているほど。だったらもう少しデザインを考えるという選択はなかったのだろうか、と思ってしまう。
こんなに紛らわしいデザインにOKが出たということは、ゆうちょ銀行と楽天カード株式会社のパワーバランスを感じてしまうが、果たして……?
もう1種は、レジで出したいかどうかはさておき、お買い物パンダバージョンのデザイン
この紛らわしすぎるカードデザインについて、ツイッターでは、「あくまでゆうちょカラーの楽天カードが手に入るってだけ!?」「何のメリットが?」「作ろうかなと思ったけど、今楽天カード持っている人は今のカード解約してからじゃないと作れないって」と困惑の声が多い。また、楽天カードが注意書きをするほどに危惧した通り「キャッシュカードと楽天のクレジットカードが一体化するのか!?」と、完全に勘違いしているつぶやきも。これがもし一体化するカードなら、ゆうちょ&楽天ユーザーにとってはとても便利なカードになる。しかし、残念ながらそうではない。ただデザインがゆうちょ銀行なだけの楽天カードだからだ。
なお、このコラボレーションで発行される楽天カードはデザインが2種あり、もう1種はこちらの楽天パンダがドーン!とデザインされたもの。わかりやすさでいうとこの1種だけでよかったのでは……と思うくらいだが、こちらはこちらで、特にそこそこオトナの男性がレジで出すのはちょっとどころではない恥ずかしさを感じるファンシーさが課題である。
これから楽天カードを検討するという人にとっては「ゆうちょのキャッシュカードと間違える可能性」か、「キュートなパンダが目立ちすぎるデザイン」か、どちらを我慢するか、いずれにせよキツい選択となりそうだ。
※サムネイル画像は(Image:「楽天カード」リリースより引用)
文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ
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